足の血行を良くする方法を探していますか?

足が血行不良だと、脚がむくんだり、つま先・足の指先まで冷たくなり、しもやけになってしまう場合もあります。

足の血行を促進させる良い方法はないのでしょうか?

今回は、現役セラピストの観点から足の血行を改善する方法をお伝えします。

足の血行不良で生じるさまざまな不調

足の血行が悪いと、いろいろな不調に悩まされてしまいます。



足の肌の色が悪くなりやすいです。斑点・まだら模様などがあらわれるかもしれません。

足が冷たいことが多くなります。ふくらはぎが冷えることもあります。足首から下が冷たくなることがあります。

足の指先までつめたくなり、しもやけになってしまうこともあります。



また、脚がつることも多くなります。足の関節が硬くなったり、筋肉や靭帯なども硬くなりやすくなり、それが腰痛を引き起こす原因となる場合もあります。

足の血行を良くする方法はさまざまあるけど・・・

では、足の血行をよくするにはどうしたら良いのでしょうか?



温かいお風呂に入って、よく足を温めると良いのでしょうか。

一瞬、血行がよくなるかもしれませんが、すぐにまた戻ってしまうでしょう。



靴下を何枚も重ねて履けばよいのでしょうか。

靴下を何枚も重ねて履くという療法というものがあるらしいですが、

私の意見としては、あまりおすすめできません。

なぜなら、逆に血行を悪くしてしまうおそれがありますし、実際に私のクライアントさんが実践していましたが、足が冷たい人が多い印象があります。

足の血行を良くする方法。血行不良を改善する方法

では、足の血行を良くするにはどうしたらよいのでしょうか?



次に、私がおすすめする改善方法をいくつかお伝えします。



1つ目は、ふくらはぎの筋肉をよく動かすことです。

なぜなら、ふくらはぎの筋肉をよく動かしていないと、足の血流が悪くなってしまうからです。



上半身には心臓があるため、これがポンプの役目をして血流をよくしています。

一方、下半身には心臓がありません。その代わり、ふくらはぎにある筋肉などを動かして、

脚にある血管を刺激することでポンプのような役割をはたすことになり、足の血流がよくなるといわれています。



2つ目は、お腹を冷やさずに温めることです。

セラピストとしての経験上、脚の冷え性がある人は、お腹が冷たく固くなっている場合が多いです。

逆に、お腹をあたためたり、柔らかくするはたらきかけをすると、脚の冷え性が改善する場合が多いです。



3つ目は、自律神経のはたらきを整えることです。

自律神経とは、私たちが生きるために意識しなくても勝手に体内のさまざまな働きをしてくれる神経です。

自律神経のはたらきのひとつに、血行管理や体温調整があります。



脚の血行が悪い場合は、この自律神経のはたらきが乱れてしまっている可能性が高いです。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経に分類されています。

副交感神経には、内臓のはたらきを活発にしたり、体液の流れを整えたりするはたらきがあります。

脚の血行障害などが生じている場合、この副交感神経がよくはたらいていない可能性があります。



では、副交感神経のはたらきをよくするにはどうしたらよいのでしょうか?

専門家からいろいろな方法が紹介されていますが、ここではセラピストの私がおすすめする簡単で効果的な方法を紹介します。



それは、お腹の下のやや奥のあたりを意識することを習慣にすることです。

少し下腹をへこませながら深呼吸をするだけでも、効果が期待できます。



4つ目は、血管をしなやかに保つはたらきかけをするということです。

血管をしなやかに保つのに良いことの1つに、積極的にやわらかい油を摂るようにすることがあげられます。

やわらかい油として、不飽和脂肪酸オメガ3がよく知られています。そのなかでもDHAやEPAという成分が有名ですね。

DHAやEPAは背の青い魚に多く含まれている成分といわれています。さんま、さば、さけ、あじ、いわしなどの魚ですね。

このような食べ物を積極的に摂ることもよろしいかと思います。



今回は、足の血行を良くする方法などについてお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。