便秘によるお腹ぽっこりで悩んでいますか?
便秘になると肌荒れをはじめ、いろいろな体調不良があらわれてきます。
さらに、お腹ポッコリになると見た目が醜いし、恥ずかしい思いをしてしまいます。
なので、便秘によるお腹ぽっこりを早く解消したいものです。
では、どうしたら解消されるのでしょうか?
便秘でお腹ぽっこりになるのか?
その前に、なぜ、便秘によってお腹ポッコリ状態になってしまうのでしょうか?
その原因は何でしょうか?
実は、便秘が直接の原因でお腹ぽっこりにはあまりならないのだそうです。
では、なぜ、お腹ぽっこり状態になってしまうのでしょうか?
そのひとつは、腸内にガスが異常に多く発生してしまうからなのだそうです。
腸内に発生してしまうガスとは何でしょうか?
なんらかの原因によって便が腸に溜まっている時間が長すぎてしまうと、
やがて便が腐敗していきます。その過程で腐った便からガスが発生してくるそうです。
さて、お腹がぽっこり状態になってしまう原因の二つ目は、腸や胃などの内臓が本来の位置よりも下がってしまうことです。
普段から気づかずにとっている姿勢の悪さや骨盤の歪みや骨盤の開き過ぎなどから、腸や胃などの内臓が本来の位置と比べて下がってしまうことがあります。
それから、お腹がぽっこり状態になってしまう原因の三つ目は、お腹の筋肉が衰えていることです。
お腹の筋肉がしっかりしていると、多少内臓が下がってしまってもお腹の筋肉が頑丈な壁のようなはたらきをしてぽっこりお腹をある程度防いでくれます。
ところが、お腹の筋肉が衰えてしまうと、壁のようなはたらきもできなくなり、お腹がぽっこりとした状態になりやすくなってしまいます。
では、どうしたらお腹ぽっこりを解消できるのでしょうか?
お腹ポッコリと便秘。効果が期待できる解消法とは
それでは次に、お腹ポッコリに有効と考えられる解消法をあげてみましょう。
一つ目は、腸内の環境を整えることです。
お腹がポッコリしてしまうのは、主に腸内に腐敗ガスが溜まってしまうことが原因のひとつでした。
腐敗ガスが発生してしまうのは、便が腸に長い時間いつづけることが主な原因でした。
腸内環境が悪いと、便がなかなか排泄されずに腐敗しやすくなってしまいます。
では、腸内環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか。
まずは食生活を見直すことがあげられます。
食物繊維や善玉菌(乳酸菌、オリゴ糖など)が豊富に含まれる食材を積極的に選んで毎日摂るようにするといいでしょう。
ちなみに、食物繊維や善玉菌が多く含まれる食材は次のような食物です。
玉ねぎをはじめとする野菜、バナナをはじめとする果物、納豆、大豆、ヨーグルト、キムチなど。
二つ目は、胃や腸などの内臓が下がらないように注意することです。
胃や腸などの内臓が下がってしまう原因のひとつに姿勢の悪さがあげられます。
なので、毎日良い姿勢をとるように意識しましょう。
では、良い姿勢とはどんな姿勢でしょうか。
ポイントは骨盤を立てることです。
骨盤を立てるとは具体的にどうしたらよいのでしょうか。
床に膝をついて立ちます。このとき、膝から下の脚と膝から上の脚が90度になるように立ちます。
このとき、骨盤が立っている(自然な)状態になります。
このときの骨盤の位置の感覚をよく体で憶えておいて、普段、立っているとき、歩いているとき、座っているときなど、この骨盤の状態に近い状態になるように意識します。
これを続けていくと、骨盤の状態が自然な状態に戻っていき、内蔵を下がりづらくなっていきます。
三つ目は、お腹の筋肉(特に下腹の筋肉)を鍛えることです。
お腹の筋肉を鍛えるといえば腹筋が頭に浮かびます。
腹筋といえば、上向きに寝て上体を起こすやり方を思い浮かべる人が多いでしょう。
下腹を鍛えるにはこの腹筋のやり方ではダメです。
上向きに寝て、脚をゆっくりと上げたり、下げたりする腹筋の方が効果が期待できます。
それから、意識的に下腹をできるだけ凹ませて、30秒くらいその状態をキープするという方法を続けることも効果が期待できます。
これらの解消法を毎日の習慣にすることによって、次第に下っ腹が出るぽっこりお腹が解消いくでしょう。
以上、今回は、便秘とお腹ぽっこりの関係性、本当の原因、解消法などについてお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。