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手の小指を骨折したときは、

応急処置のやり方を知りたくなるでしょう。

また、放置しても大丈夫かなども気になるかもしれません。

手の小指を骨折してしまったときは、
どのような対処をとればよいのでしょうか?

手の小指を骨折したかも、どんな症状

仕事や家事を行っている中で、または運動をしたときに手の指を怪我してしまうこともあります。

その指のけがが突き指なのか、打撲なのか、捻挫なのか、骨折なのか症状によってその見分け方を知っていれば適切な対処もしやすくなります。

ここであらためて、それぞれのケガの症状を確認しておきましょう。


打撲

指が何かにぶつかるなどして、筋肉の繊維がつぶされた状態です。

痛みがあったり、内出血したり、あざになったりするというような症状が特徴です。

捻挫

筋肉や靭帯や腱に不自然に強い力が加わり、筋肉や靭帯や腱が伸び過ぎてしまったり、切れてしまったり、また関節包という組織が損傷してしまった状態です。

腫れたり、発熱したり、違和感がでてくるなどの症状が特徴です。

骨折

骨にひびが入ってしまったり、骨が折れている状態です。

不自然に指が変形したり、不自然な方向に指が曲がってしまうこともあります。

激しい痛みを感じたり、大きく腫れてしまったり、顔色が悪くなったり、寒気もしてくるというような症状があらわれます。

ちなみに、突き指は、打撲、捻挫、骨折すべての怪我が含まれるそうです。

手の小指を骨折したときのテーピングの巻き方

手の小指をけがしたとき、骨折かなと思ったらすぐに整形外科など病院に行って医師による適切な治療を受けることが大切です。

ただ、何らかの都合によりすぐに病院に行けない場合もあるでしょう。

そんなときは、応急処置をしておくといいです。

では、どのような処置をすればよいのでしょうか?



次のような応急処置がすすめられています。

  • ケガしたところを冷やす。
  • 添え木や何か固い物で骨折した指を固定する
  • けがしたところを心臓と同じ高さぐらいの位置でキープして安静にしている
  • ひどく炎症しているときはお風呂は控えた方がいいでしょう

なお、包帯やサラシやテーピングがある場合は、骨折した小指を隣の薬指と一緒に巻いて固定することがポイントです。

手の小指を骨折したけど放置して大丈夫?

骨折したらできるだけはやく整形外科など病院に行って医師に診てもらうことが大切です。

結局、折れた骨をくっつけるのは自己治癒力なわけですけれども、

医師や整骨院の柔道整復師などの専門家による適切な処置を行わないでそのまま放置しておくと、

指が変形したままになったり、伸びないようになったり、うまく曲がらなくなったり、もしくは曲がったままになったりと後遺症に悩んでしまう恐れがあります。

指を元の状態に戻すには手術が必要になってくることにもなりかねません。



ちなみに、小指を骨折したときの病院での対処は、レントゲンを撮り骨の状態を正確に確認し、

小指と薬指を一緒に固定します。このとき指の場合は、ギプスではなくシーネというものによって固定するのが一般的なのだそうです。

その後の経過はどうでしょう。骨がくっついて完治するまでには、1ヶ月以上はかかる場合が多いそうなので覚悟しておいたほうがいいですね。

さいごに

わたしは、病院や薬があまり好きではなく、自己治癒力を過信してしまう傾向があります。

今では現代医療、病院、薬はなくてはならない存在なので、

自然治癒力を信じながら、適切に現代医療のお世話にもなっていくことが大切だと、今回あらためて思いました。



以上、今回は、手の小指を骨折してしまったときの対処などについてお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございます。