「手をつくと手首が痛い!」
「これじゃ仕事や家事に支障がでちゃうな・・・」
「どうしたらいいだろう?」
その手首の痛み、早くなんとかしたいですよね。
常套手段としては、整形外科に行って、検査と治療をしてもうか、接骨院(整骨院)に行って、適切な施術をしてもらうかということがあげられます。
そのような常套手段をとっても、「手をつくと手首が痛い」という悩みが解消されないときがあります。
そんなときはどうしたらよいのでしょうか?
ここでは、現役セラピストである私の実体験から得た、大いに回復が期待できる、ある対処法を紹介します。
手首が痛いとき、まずやることとは?
立ち上がるときなど、床や椅子や机などに手をつくと手首が痛いと感じるときは、
インターネットでいろいろと調べたり相談したりするよりも、まずは整形外科でちゃんと検査してもらって、医師の判断をあおぐことをおすすめします。
なぜなら、その手首の痛みが実は骨折していたり、腱鞘炎や手根管症候群やTFCC損傷などに罹っていたり、その他何か重大な病気のあらわれかもしれないからです。
病院で検査してもらったけど、骨折もしていなくて、腱鞘炎や手根管症候群やTFCC損傷などにも罹っていなくて、その他の病気でもなかったということがわかったけど、
「手をつくと手首が痛いのは変わらない」
と困ってしまう場合もあるかと思います。
こんなときはどうしたらよいのでしょうか?
手をつくと手首が痛いときに効果が期待できる対処法とは
そんなふうに悩んでいる人のために、現役セラピストである私の実体験から得た、大いに回復が期待できる対処法を紹介します。
その1:手首の関節を調整する
手首にある骨が骨折していなくて、手首周辺にある靭帯が異常に伸びてしまっているわけでもないとすると、
手首の関節が開きすぎていたり、閉じすぎていたり、ちょっとねじれていたりする場合があるようです。
これを本来の自然な状態になるように調整してやると、手をつくと手首が痛いという症状が緩和、低減、またはなくなってしまう場合が多いです。
体験的に腕の骨(橈骨と尺骨)が広がりすぎてしまった場合が多いようです。
そのときにどうすればよいのかという具体的な対処法をしめします。
まず、痛みがある手首を反対の手で掴みます。
次に、腕にある2本の骨(橈骨と尺骨)を近づけるようにゆっくりと締めていきます。
次に、2本の骨が近づくように締めたまましばらくキープします。ゆっくりと深呼吸をしていてもいいと思います。
これらの動作を何回か繰り返します。
そうすると、最初の手首の痛みが緩和、軽減されたり、手首が楽になっていることが多いです。
その2:肩甲骨内側にある筋肉の過緊張をとる
手首に痛みがあるときでも、手首ではない意外なところが関係している場合があります。
セラピストである私の体験から、手首が痛いときは同じ側の肩甲骨の内側にある筋肉の異常が要因のひとつであると考えています。
この肩甲骨の内側にある筋肉の異常をとってやると、手首の痛みが緩和、低減、またはなくなっていく場合が多いです。
では、次にその具体的な対処法をしめします。
まず、手首が痛い手とは反対の手で、手首が痛い側の肩甲骨内側を触ってみます。
次に、その肩甲骨の内側に硬くなってしまっているところを探します。肩甲骨内側の上の角付近が硬くなっているところが多く見つけられます。
次に、硬いところが見つかったら、そこを指で圧したまま、肩甲骨を左右、上下に動かします。
痛みや気持ちよさがあったらそれを感じます。
これらの動作を何回か繰り返します。
そうすると、最初の手首の痛みが緩和、軽減されたり、手首が楽になっていることが多いです。
その3:骨盤や背骨の歪みを整える
骨盤や背骨が歪んでいるときも手首に痛みをだす場合があるようです。
骨盤や背骨が歪んでいるせいで、手首が痛い側の背中がこっていたり、張っていたり、盛り上がっていることが多いです。
また、手首が痛い側のお尻の筋肉もこっていたり、張っている場合が多いです。
どうもこのような状態が手首に痛みをだす要因のひとつになっているようです。
骨盤や背骨の歪みを本来の自然な状態に戻してあげると、
手をつくと手首が痛いという症状が緩和、低減、またはなくなってしまう場合が多いです。
骨盤や背骨の調整は自分で行うことがよくわからなかったり、難しいかもしれません。
自分で行うことがよくわからない場合は、このような対処をしてくれる専門家(整体やカイロプラクティックなど)の力を借りてみてください。
以上、今回は手をつくと手首が痛い場合の効果的な対処法を紹介しました。
最後までごらんになっていただきまして、ありがとうございました。