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腕の付け根のこりが肩こりや首こりの原因になっているかもしれないって知っていましたか?

首こりや肩こりを楽にしようと、首や肩を揉んだり、叩いたり、シップを貼ったりしたけど、なかなか良くならないときは、

腕の付け根のコリを解消してあげると、首や肩が楽になる可能性が高いです。



では、具体的にどこをどうすればよいのでしょうか?

今回は、腕の付け根のコリを解消して、首や肩を楽にする方法をお伝えします。

腕の付け根のこりが首こりや肩こりの原因?

首コリや肩コリがつらくて困っていますか?

また、いわゆる四十肩、五十肩といわれる状態になっていて、腕があがらないですか?腕を上げると痛いですか?



このようなつらい首こりや肩こり、四十肩や五十肩を治したくていろいろな対処をしてみます。

首や肩にシップを貼ってみます。首や肩を指圧したり揉んだり叩いたりしてみます。首や肩をストレッチしてみます。

でも、なかなか楽にならない場合が多いです。



なぜ、楽にならないのでしょうか?

もしかしたら、対処する場所(体の部位)が間違っているのかもしれません。

意外な場所(体の部位)が首コリや肩コリの原因になっているかもしれません。

実は、そのひとつに、腕の付け根のこりがあげられます。

腕の付け根がこっているせいで、肩こりや首こりが生じている可能性が高いのです。



私は日々、現役でセラピストとして首や肩のこりで悩んでいる人たちをサポートしているわけですが、

腕の付け根が原因かもしれないことを知っている人は少ないです。

そして、腕の付け根のコリをほぐしてあげると、首や肩が楽になることに驚く人が多いです。

なぜ、腕の付け根がこってしまうのか

ところで、なぜ、腕の付け根がこるのでしょうか?

いろいろな原因が考えられますが、腕の付け根というところは、比較的たくさんの筋肉が集まっているところです。

たくさんの筋肉が集まっているところは、筋肉が凝りやすいそうです。

くわえて、私たち人間は手や腕を良く使いますので、手や腕の使いすぎによって腕の付け根が凝ってしまうと考えられます。

手や腕を浮かせた状態で、手先を使うと、胸の上の筋肉や腕の付け根の筋肉に負担がかかっているようです。

通常、私たちはこのことに気がつかない場合が多く、知らぬ間に胸の上の筋肉や腕の付け根が凝って硬くなってしまうようです。

腕の付け根のコリをほぐして首や肩を楽にさせる方法

では、どうやったら腕の付け根のこりをほぐすことができて、首や肩を楽にすることができるのでしょうか?

その前に、

腕の付け根に激しい痛み、しびれ、腫れなどの症状がある場合は、骨、筋肉、靭帯、腱などが骨折、炎症、損傷、石灰化している可能性がありますので

すぐに整形外科など病院に行って、医師による適切な治療を受けることをおすすめします。



では、腕の付け根のこりをほぐして、首や肩を楽にさせるには、どこをどうすればよいのでしょうか?



まずは、腕の付け根の前側です。三角筋とよばれる筋肉の前側あたりです。

注意して触ると、コリコリした感触があるかもしれません。ここをよくほぐしてあげます。



次に、腕の付け根の後ろ側です。三角筋とよばれる筋肉の後ろ側(裏側)、肩甲骨の外側上の角の横あたりです。

ここは、かなり硬く凝っている場合が多いです。ここが硬くなると、肩甲骨内側、背骨側の筋肉も固くなってしまうようです。ここをよくほぐしてあげます。



次に、胸の上、鎖骨の肩側(外側)あたりにある筋肉です。ここもよく凝っています。

表面の筋肉だけでなく、少し奥の方にある筋肉のこりも探して、そこをほぐしてあげるといいです。



次に、脇の下にある筋肉です。ここにも固くなったコリがあります。ここはよく見逃されますので、注意してコリを探して、それをほぐしてあげるといいです。



ちなみに、これらの場所は、わたしの経験からわかってきたことですが、後で調べてみると、そこにツボがあったり、トリガーポイントと呼ばれているところだったりします。



こりをほぐすときは、あまり強く押さないほうがいいです。強く押すとかえって硬くなってしまいます。

ゆっくりとしっかりとほぐしてあげたほうがいいです。

それから、皮膚の上から指圧などしてほぐしても、奥にある筋肉に届かない場合が多いです。そんなときは、ストレッチ(伸ばす、緩ませるの繰り返し)すると奥にある筋肉まで届きやすくなります。



以上、今回は、腕の付け根のこりをほぐして、首や肩を楽にする方法などをお伝えしました。

最後まで、ごらんになっていただき、ありがとうございました。