ウエストのくびれが左右で違うことが気になっていますか?

ウエストのくびれに左右差があり非対称なのには、何か理由があるのでしょうか?

生まれつきの骨格のせいかもしれませんが、私は他の原因・理由が大いに影響を及ぼしていると考えています。

その原因を解消するような対策をとらないと、根本的にウエストのくびれの左右差を解消することは難しいと考えます。

では、どうしたらいいのでしょうか?その改善方法とは?

ウエストのくびれを作る方法はさまざまあるけど

ちまたには、ウエストを細くして、くびれを作る方法がたくさん紹介されています。

中には、短期間でくびれを作るとうたっている方法も多くあります。

一週間で結果がでる。一日で結果がでる。なかには即効3分でくびれがでる。というような驚いてしまうような表現を使う方法も紹介されています。



補正する下着やコルセットやベルトをはじめ、器具やマシンなども販売されています。

また、エステによるトリートメント、エクササイズや体操・運動なども紹介されています。

これらの方法を実践しても良い結果がでない場合もありますが、中にはすぐに効果があらわれる方法もあります。



その方法を試す前と後でウエストやくびれの状態を計測し比べてみると、確かに細くなったり、くびれが作られていることが確認できる場合もあります。

でも、それは一瞬の変化で、時間が経てばまた元に戻っているという場合が多いのではないでしょうか。

現役セラピストである私からいわせてもらえば、もっと根本的に本質的な対策をとる必要があると考えています。

特に、ウエストのくびれが左右で違う場合は、なおさらそのような根本的な対策をとる必要があると考えています。

ウエストのくびれに左右差がでる理由や原因

では、本当はどのような対策をとったり、どのような改善方法を行う必要があるのでしょうか?



その前に、ウエストのくびれに左右差がでて非対称になってしまう理由や原因を考えてみましょう。

現役セラピストとして活動してきたなかで、ウエストのくびれに左右差がでてしまうと考えられる大きな原因は、

骨盤の歪みです。さらにいうと、脊椎側湾症です。



脊椎側湾症を簡単に説明すると、体の後ろ側からみたとき、通常背骨がまっすぐな状態が自然ですが、それが横に曲がって(湾曲して)しまったり、背骨がねじれてしまったりしている状態のことをいいます。

ちなみに、側湾症になってしまうと、ウエストのくびれに左右差がでたり、その他にも、頭痛、首・肩こり、呼吸が浅い、腰痛、自律神経の乱れからくるさまざまな不調があらわれたりしてしまいます。

ウエストのくびれが左右で違う状態の対策や改善方法

では、どのような対策をとることが大切なのでしょうか?



整形外科など病院で検査されていない場合は、まず背骨の状態などを詳しく検査されることをおすすめします。

必要ならば医師による治療や処置、指導を受けることが大切です。



検査をしても、体の状態によっては特に治療が行われない場合もあります。

そんなときは、どうしたらよいのでしょうか?



では、次に現役セラピストとして活動してきたなかで、効果が期待できると考える改善法や対策などをお伝えします。



まずは姿勢に気をつけることです。どのように気をつければよいのでしょうか。

脊椎側湾症の場合、その多くが体の右側のくびれはあるのに、体の左側のウエストのくびれがほとんどなくなってしまいます。

これは、腰あたりにある背骨が湾曲してしまい、左の腰あたりの筋肉が過緊張して硬くなってしまうためです。



これを改善する姿勢があります。それは、腰の筋肉(正確には筋膜)を伸ばすような姿勢です。

背伸びをすると、お腹がへこみ、腰や背中が伸びる感覚があると思います。

それと同じような感じで腰を伸ばすような姿勢をとるようにします。



次に、左のウエストのくびれがほぼなくなってしまう要因として、右肩が体の前側に入り込んでしまっていることがあげられます。



これを改善する方法を次にしめします。、

1.ゆっくりと上半身を左回りに(左の背中を後ろ方向へ)回旋させます。

2.抵抗がでて、それ以上回らない位置でしばらくとめておきます。

3.2の状態をキープしたまま、体の前側に入り込んでいる右肩を、後ろ側に回していきます。

少し痛気持ちいい感覚があると思います。その状態を1分~2分ぐらいキープします。

この動作を行うことによって、背骨の湾曲が改善することが期待できます。



最後に、日常生活のなかで、姿勢や動作に左右の差がないかよくチェックすることをおすすめします。

例えば、右手、右腕ばかりをよく使っていないか、片方の肩だけにかばんやバッグをかけていないかなどです。



このような姿勢をとることや一連の動作を毎日実践していくと、湾曲していた背骨が自然の位置に戻る確立が高くなり、左のくびれが次第につくられていくことが大いに期待できます。



今回は、ウエストのくびれが左右で違う理由や対策などについてお伝えしました。

さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございました。