指先をやけどしたとき、ヒリヒリと痛みますよね。
指先の皮膚が赤くなっているかもしれません。
このようなときは、どのような処置や対処をすればよいのでしょうか?
ただやけどしたところを、ずっと冷やせばよいのでしょうか?
それとも他にもっと効果が期待できる応急処置があるのでしょうか?
今回は、指先がやけどしたときに行っておきたい、最新の処置や対処を紹介します。
さらに、私がやけどしたとき、次の日にはすっかり元通りの指になった方法も紹介します。
やけどの程度を簡単に確認
では、指先をやけどしてしまったときは、どのような処置をすればよいのでしょうか?
その前に、やけどの程度を簡単に確認しおきましょう。
熱傷1度 → やけどしたところの皮膚が赤くなる。また、やけどしたところがヒリヒリと痛い。表皮(皮膚の表面)だけのやけど。
熱傷2度 → やけどしたところに焼け付くような感覚があり、そこが強く痛む。また水ぶくれもできる。真皮(表皮の下の皮膚組織で、血管や神経などがある)までやけどが及んでいる。
熱傷3度 → やけどしたところの皮膚が白くなっている、もしくは黒く焦げている。痛みは少ない。皮下組織(真皮よりもさらに下にある皮膚組織)までやけどが及んでいる。重症のやけど。
熱傷2度以上のやけどの場合、すぐに病院に行って、医師の手当て、治療が必要になります。
指先をやけどしたときの処置や対処法
では、熱傷1度または軽度の指先をやけどしたとき、どのような対処をすれば比較的早く治るのでしょうか?
まずは、やけどしたところを冷やすことが良いようです。
ただし、ずっと冷やし続けていても、実はあまり意味がないそうで、少しの間冷やしたら次の処置をほどこしたほうが良いそうです。
では、次にどのような対処をすればよいのでしょうか?
最近多くの人からすすめられている方法は、温潤療法とよばれる方法です。うるおい療法ともよばれています。
具体的なやり方は、まず、やけどしたところを水できれいにして、それから、ラップを指先に密着するように巻きつけます。
なお、ワセリンを塗ってから、やけどした指先をラップで包んでもいいそうです。
ただこれだけなのだそうです。
私たちが本来もっている自然に治す力はたいしたもので、これだけの処置でも、その自然治癒力によってかなり治ったと感想を持つ人は多いようです。
ちなみに、旧い知識をもっている人は、やけどしたらオロナインを塗っておけば大丈夫という先入観がありますが、最近は、実はやけどしたところには塗ってはいけないという専門家も増えてきています。
指先がやけどしたときに、こんな対処法も
最後に、私がやけどしたときに行う対処を紹介します。
やけどの程度が軽度の場合、この対処をすると次に日にはすっかり治っていることが多い方法です。
私の家族や友人・知人もやけどしたとき、同じような対処をすると、すっかり治ったと感想を持つ場合が多いです。
では、どんな処置をするのでしょうか?
それは、ティーツリーオイル配合のワセリンのジェルを指先に塗って、絆創膏をまいて寝るという方法です。
ティーツリーオイルとは、ティーツリーという植物から抽出したエッセンシャルオイルです。
抗菌作用や抗炎症作用があるといわれています。
ちなみに、小さいころはアロエからでる液体をやけどしたところに塗っていましたが、
最近の意見では、やけどにはアロエを塗ってはいけないそうですね。感染症が危惧されるからだそうです。
以上、今回は、指先にやけどしたときの処置や対処についてお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。