ストレスが溜まっているときに、よくめまいがあらわれてお困りですか?

  • 受験をひかえているとき、志望校に合格できるのか心配・不安でいっぱい
  • 受験生をもつ親御さん、子供が合格できるか心配でしょうがない
  • 仕事を休みたいけど、休めない、正直しんどい
  • 本当に体調が悪いのに、なかなか他人に理解してもらえない

他にもいろいろな出来事でストレスが溜まってしまいます。



めまいがあらわれる原因としてストレスが関係しているのでしょうか?

一言でめまいといっても、実はさまざまな種類があります。

ふわふわするめまい、ぐるぐるするめまい、くらくらするめまいなど。

めまいの種類によって、適切な対処法も違ってきます。適切な対処をとらないと、回復が遅れる場合もでてきます。



では、どのような対処や対策をとればいいのでしょうか?

今回は、セラピストである私の観点から、効果が期待できる対策をお伝えします。

めまいから解放される実用的な対策 その1

一般的に、医師をはじめ他の専門家からも、めまいを即効で治す治療は難しいといわれています。

なので、いろいろな対策を試してみることがすすめられています。

では、めまいを改善または解消するには、どのような対策があるのでしょうか?



次にいくつかの対策をあげてみます。

病院で検査してない場合は、まず病院で検査してもらう

まだ病院で検査してもらっていない場合は、ちゃんと病院で適切な検査をしてもらいましょう。

なぜなら、深刻な病気が隠れている可能性があるからです。



めまいという症状は、症状は同じでも、さまざまな原因からあらわれる可能性があります。

ただ寝不足が続いて体が疲れているだけという原因も考えられますし、小脳や耳に関係する器官の病気が原因ということも考えられます。

なので、あまり素人が勝手に判断せずに、医師に診断をしてもらいましょう。



ただ、めまいの場合、脳や耳などに特に異常はないと診断される場合が多いようです。そのときは、また別の対策をとりましょう。

点滴をしてもらう

「一時的でもいいから、とにかく今の辛い状態をなんとか楽にしたい」と思うときは、病院で点滴をしてもらうと、比較的即効で体が回復し症状が気にならなくなる場合が多いようです。

ただし、この対処は根本的にめまいを治したというわけではないので、また別の根本的な対策をとる必要があります。

エプリー法を試す

ストレスからめまいが生じたと思っていても、実は体の器官が物理的に損傷していることが原因の場合があります。

そのひとつに、耳の三半規管内に物理的に損傷があるとき、めまいの症状があらわれることがあります。



この不調を改善する方法のひとつに、エプリー法という方法があります。

ある角度に頭を傾けたり、体を傾けたりする、見た目は簡単な方法ですが、効果が期待できるそうです。

専門家にやってもらう方法もありますし、自分で行う方法もあります。興味のある方は試してみるといいでしょう。

めまいから解放される実用的な対策 その2

目を休める

目が疲れすぎたときも、めまいのような症状があらわれる場合があります。

最近は、スマホをはじめとする携帯端末やパソコンを長時間使い続けるなど、目を酷使している人が増えています。

また、周りには目を刺激するようなものがあふれかえっていて、それらを意識していなくても無意識のうちに目から、ものすごい量の情報が目から脳へインプットされ続けています。



私たちはそれにまったく気がついていませんが、知らず知らずのうちに目が疲れ過ぎています。

目から入った情報は脳に送られます。情報が多すぎて脳が処理しきれなくなると、なんらかの不調があらわれくる可能性が大きくなります。

そして、場合によって、めまいという症状があらわれてきます。



なので、必要のない情報をインプットしないように、目を休めましょう。

単純に1日のうちで、目をつむって静かにしている時間をもうけるだけでも、けっこう効果が期待できます。

顎の歪みを整える

意外かもしれませんが、顎の歪みや噛みあわせの悪さが、めまいを引き起こす要因になる場合があります。

口をあけにくい、口を開けたり閉じたりすると、顎のあたりで音がする、顎周りの筋肉が硬くこっているなどの症状がある場合は、顎が歪んでいるかもしれません。



実は、かなり多くの人に顎の歪みがありますが、ただ気がついていないだけです。

実は、顎が歪むと、頭痛、首こり、肩こりなどをはじめ、その他にもいろいろな不調があらわれる場合があります。

そのひとつに、めまいもあげられます。



なので、普段から顎を整えるように意識した生活を送りましょう。

簡単にできることとしては、片側の歯だけで食べ物を噛まないようにするとか、片側だけで頬杖をつかないなど、偏った姿勢や動作を行わないようにしましょう。



自分では限界があると思う人は、顎を矯正できる専門家に相談してみるのもいいでしょう。

歯科医院で顎の矯正も行うところがありますから、お住まいの近くでそのような歯科医院を探してみてはいかがでしょうか。

体の筋肉の緊張を緩める

ストレスを感じているときは、実は体の筋肉が硬くこわばっていることが多いです。

特に、後頭部、首、肩、背中などにある筋肉がより硬く緊張しています。



体の筋肉が過度に緊張していると、その緊張しているという情報が神経を通して脳に送られます。

それが長期間続いてしまうと、脳が本来のはたらきをできなくなることがあり、神経伝達物質の分泌や脳神経のやりとりがスムーズに行われなくなることがあります。



このような状態になると、思考や感情にも影響がでてきます。すると、心的や精神的なストレスがかかっていると感じるようになります。

ストレスを感じるといろいろな体の不調があらわれることとなり、めまいも生じることになります。

なので、体の筋肉の緊張を緩めることが大切です。



筋肉の緊張を緩めるには、気持ちがいいと感じるストレッチがいいと思います。

難しく考えずに、ゆっくりと筋肉を伸ばしていき気持ちがいいと思うところで少しキープして、ゆっくりと元に戻すとうような動作を行ってみればいいです。

めまいから解放される実用的な対策 その3

普段とっている姿勢を改める

普段とっている姿勢が悪いと、それがストレスを引き起こし、めまいの要因となる可能性があります。



最近スマホを使う人が増えています。スマホを使う人のなかで、うつ伏せになり、肘をついてスマホを操作する人がいます。

このような姿勢をとることが多いと、実は、脳や自律神経に悪影響をおよぼす可能性が大きくなってしまいます。



脳や自律神経が悪影響をおよぼされると、それが心的ストレスの元になったり、めまいの元になったりします。

なので、めまいをなんとかしたかったら、そのひとつの対策として、普段とっている悪い姿勢を改めることです。

寝ながらスマホを長時間使用する、長時間下を向いたままスマホを使用するなどはひかえましょう。

脳を休める

私たちの周りにはストレスの元と思われることがたくさんあります。

職場の人間関係、学校の友人関係、夫・妻・子・姑など家族の関係など、他にもいろいろなことが影響してストレスが溜まっていきます。

ストレスを解消しようとして、「気持ちを切り替えよう」「ポジティブに考えよう」としても、なかなかストレスは解消されません。



そんなときの私のおすすめは、脳を休めることです。

なぜなら、脳を休めることで、心が安定する作用がある脳内神経伝達物質が分泌されやすくなるからです。



脳を休める方法はたくさんありますが、その中でも比較的簡単にできて効果が期待できる方法があります。

それは、正しい姿勢をとって、ゆっくりと深く呼吸をすることを習慣にすることです。

最近はマインドフルネスなどと呼ばれ、注目されるようになっています。

1日のうちで脳を休める習慣を積極的にとりいれましょう。



今回は、ストレスからくる思うめまいについて、注意することや対策の一部を紹介しました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございます。