顔の右半分が痛いとき、「何かの病気かな?」「なんで顔の右半分だけ痛いんだろう?」
と心配・不安になってしまいますよね。
顔の右半分が痛いとき、どのような病気の可能性があるのでしょうか?
また、病院で検査しても特定の病気が見つからなかったとき、どのような原因が考えられるでしょうか?
どのように対処したらよいのでしょうか?
顔の右半分が痛いとき、考えられる病気とは?
顔の右半分に痛みを感じていますか?
・目の周りがヒリヒリするように痛い
・頬の上あたりがズキズキと痛い
・耳も痛いような気がする
・頭痛もある
このような症状を訴える人もいます。
では、顔の右半分が痛いとき、どのような病気の可能性があるのでしょうか?
次のような病気の可能性があるようです。
●急性副鼻腔炎
副鼻腔とよばれている、目の上の奥の方や頬の奥の方にある空洞が、細菌などの感染によって炎症が起こってしまう病気です。
顔の痛みの他に、鼻水、鼻づまり、頭痛、鼻の中が臭い、頬に違和感があるなどの症状があるそうです。
●三叉神経痛
脳の神経のひとつで、目の神経と上顎の神経と下顎の神経の三つの神経に分かている三叉神経と呼ばれている神経に痛みが生じる病気です。
かなり強い痛みを感じますが、その痛みは比較的瞬間的な場合が多いそうです。
●顔面神経痛
上でしめした三叉神経痛と顔面麻痺や顔面痙攣をあわせて、顔面神経痛とよんでいるそうです。
顔の痛みとともに、勝手に顔が引きつったり、ピクピクと動いたりする症状がでるようです。
●帯状疱疹
体の左右どちらかの皮膚にピリピリするような痛みを感じる皮膚の病気です。
この帯状疱疹が顔にもでる場合があるそうです。
これらのうち、同じような症状があらわれていますか?
では次に、顔の右半分が痛いので病院に行って検査してもらおうと思ったとき、何科を受診すればよいのでしょうか?
脳神経外科、耳鼻科、皮膚科の受診をすすめる人が多いですね。
上記でしめしたような症状があらわれている場合、早めに病院に行って検査されたほうがいいですね。
検査しても特定の病気が見つからないときの原因と対処法
顔の右半分が痛いとき、脳神経外科、耳鼻科、皮膚科などの病院に行って検査したけれども、特に病気が見つからない場合もあります。
このような場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?
さまざまな原因が考えられると思いますが、ここではセラピストとして現場で体験した事例を元に可能性をあげてみます。
過去に顔の半分に痛みをうったえるクライアントさんが改善した事例がいくつかあります。
その人たちに共通していたのは、一部の筋肉が過緊張していることでした。
特に、首の前の筋肉(胸鎖乳突筋の上部)や側頭部、こめかみあたり、後頭部の筋肉、顎の筋肉が異常に緊張していました。
これらの状態には、後頭骨の歪み、頚椎(首の骨)の歪み、顎関節の歪み、自律神経の乱れなどが影響を及ぼしていると思われます。
このような骨の歪みを正し、筋肉を自然な状態になるように弛緩し、自律神経のはたらきを整えるなどのはたらきかけによって、次第に顔半分の痛みが消えていった事例があります。
顔の半分が痛くて、病院で検査しても病気が特定できない場合、もしかしたら上記のような対処をとることによって症状がやわらぎ楽になっていくかもしれません。
以上、今回は顔の右半分が痛いとき、考えられる病気やその他の原因についてお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。