やる気を出すためには、どうしたらよいのでしょうか?

いろいろなやる気を出す方法やコツがたくさん紹介されています。

今回は、セラピストとして活動してきたなかでわかってきた、やる気を出すために大切な食べ物やツボ・コツ・ポイントなどについてお伝えします。

やる気を出す脳内ホルモン、脳内物質

ところで、やる気が出るとはどういうことでしょうか?

さまざまな定義、とらえ方があると思いますが、そのひとつに脳内でおこる化学変化のひとつと捉えることがあげられます。



脳には非常に多くの神経細胞(ニューロン)とよばれている細胞があり、この神経細胞(ニューロン)がお互いに情報を伝えあうことによって、人間としての活動ができています。

神経細胞と神経細胞とが情報を伝えあうことによって、思考・感情・記憶などのはたらきができています。

この神経細胞が情報を伝えるときに、神経伝達物質(脳内ホルモン)という物質が使われています。

神経伝達物質(脳内ホルモン)には、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンをはじめ、さまざまな種類があります。



このなかで、ドーパミンという神経伝達物質(脳内ホルモン)がやる気という感情に大いに関係があるといわれています。

つまり、このドーパミンが正常に分泌されるか、されないのかによって、やる気が出るのか出ないのかが左右されうるということです。

やる気を出す成分、栄養素、食べ物とは

では、ドーパミンを正常に分泌させるにはどうしたらよいのでしょうか?

いろいろな方法がありますが、そのひとつにどのような食べ物、食事を食べるのか、どのような栄養素・成分を摂取するのかが重要な要因になります。



ドーパミン分泌を促すには、チロシンというアミノ酸が必要といわれています。

では次に、そのアミノ酸がより多く含まれる食べ物をあげてみます。

たけのこ、大豆、枝豆、鶏肉、かつお、さけ、しいたけ、えのき、などです。



そんなに細かくこだわらなくても、豆類、魚類、野菜類、きのこ類などが豊富な和食をよく食べることが、効果が期待できるのではないかと思います。

やる気を出すには運動・筋トレがおすすめ。ツボはどう?

ドーパミンの分泌を促す方法は他にもいろいろとあります。

そのひとつに、体を動かすことがあげられます。

運動することによって、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の分泌が促進されることがわかったという調査研究結果が多く報告されています。



セラピストとして活動してきたなかで得た、私の実体験、及びクライアントさんのサポート体験から、

体を動かすことは、確かにやる気を出すことにつながると実感しています。



ここで重要なポイントがあると考えています。

それは・・・

やる気がでたら体を動かすのではなく、やる気がない状態でも体を動かすことです。



例えば、ウォーキングしようという気持ちになったらウォーキングしはじめるのではなく、

気分、気持ちに関係なく、5分でも100mでもいいから、とにかくウォーキングしはじめるということです。



体を動かしはじめると、脳内にやる気のでる物質が分泌されはじめ、どんどんとやる気が出てきます。

そして、さらに体を動かすことができるという好循環になっていきます。

その後に、勉強や仕事や家事などを行うと、やる気まんまんのまま、ものすごく集中して効率よく作業を行うことができます。



ところで、やる気をだすようなツボがあるようですけど、私は、ツボを押すことよりも、体を動かすことが現実的にやる気を出すことにつながると考えます。



ちなみに、体を動かすこととして私がおすすめする方法は、筋トレです。

特に、太ももを鍛えるような筋トレがより効果が期待できるのではないかと考えます。

ゆっくりとスクワットを数回行うだけでも、効果があると感じています。



今回は、やる気を出す方法などについてお伝えしました。

さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございました。