マイナス思考を改善する方法を探していますか?

マイナス思考の癖を止められたり、プラス思考ができるようになれたらうれしいですか?

今回は、セラピストとしての実体験から得た、マイナス思考を改善する方法をお伝えします。

なぜ、マイナス思考を改善したいのか?

ところで、なぜ、マイナス思考を改善したいと思うのですか?



ついつい、マイナス思考をしてしまう自分が嫌なのですか?

いったんマイナス思考に入ってしまうと、そのループに入ってしまい、なかなかそこから抜け出せなくて困っているのですか?

マイナス思考は悪いものだと思っているのですか?



さて、マイナス思考は本当に悪いものなのでしょうか?

確かに、マイナス思考もしすぎると、不安感や恐怖感で頭の中がいっぱいになって、やがて体や心の不調を引き起こしてしまう可能性はあります。

でも、マイナス思考のおかげで、いろいろと助かることもあるのではないかと思います。



マイナス思考の癖がある人の多くは、将来や未来についてよく考える傾向があります。

将来や未来についてよく考えて、「こうなったらどうしよう」「ああなったら困ってしまう」という考えが次から次へと頭に浮かんできます。



一方、プラス思考の癖がある人の多くは、将来や未来についてあまり深く考えないか、もしくは「なんとかなる、大丈夫」と根拠のない自信を持ちます。

でも、あまりよく考えないままその将来や未来がきたときに、何も準備していなくて困ってしまって後悔してしまうことがでてくると思います。



そんなとき、マイナス思考のくせがある人は、将来や未来のことについてよく考えているため、いろいろな準備や備えをしていることが多く、困難な状況を回避できて結果的に助かるということがあるでしょう。



このように、マイナス思考もそんなに悪くない?かもしれないと思いますが、いかがでしょうか。

マイナス思考を改善する方法 その1

そういわれても、やっぱりマイナス思考をなんとか改善したいと思うでしょう。



では次に、セラピストとして人々が健康を回復していく支援をするなかで得た、マイナス思考の改善が期待できる方法や対策を紹介します。



私は思考で思考を改善することは、難しいと考えています。つまり、「マイナス思考をやめよう、プラス思考をしよう」と思っても、なかなかできないと考えています。

では、どうしたらいいのでしょうか?



私は脳や体の状態を整えることが有効だと考えています。

次に私がおすすめする脳や体の状態を整える方法を紹介します。



1つ目は、脳に良いとされている食べ物を、よく食べることです。

思考は脳のはたらきのひとつです。実は、脳の状態によって、楽観的な思考になりやすかったり、悲観的な思考になりやすかったりします。

脳の状態を整えることのひとつとして、脳の細胞膜の状態を整えることがあげられます。



脳の細胞膜の状態を整えるとは、細胞膜が固い脂ではなく、柔らかい脂でつくられるということです。

脳の細胞膜が柔らかい脂でつくられていると、脳の細胞同士のやり取りがスムーズに行われ、マイナス思考ができにくくなるといわれています。



そのためには、積極的に柔らかい脂が豊富な食べ物を摂ることが大切です。

柔らかい脂が豊富な食べ物として、背の青い魚(さば、さんま、さけ、あじ、いわし、など)や亜麻仁油などが有名です。

また、脳の材料として良質なアミノ酸も必要です。そのためには、豆類、豚肉、鶏肉などがよいとされています。



2つ目は、脳に良いとされる運動を行うことです。

脳の状態が整うには、脳内神経伝達物質の分泌が正常に行われることが重要です。

運動を行うことによって、セロトニンやドーパミンと呼ばれる脳内神経伝達物質の分泌が正常化されるといわれています。



30分以上の有酸素運動や筋トレを行うことが、より効果が期待できるそうです。

セラピストとして人々の健康を支援する活動をとおしての実体験からも、運動の効果を感じる人が多いです。

マイナス思考を改善する方法 その2

3つ目は、思考から自由になることです。

マイナス思考に陥りやすい人は、無意識に、または自動的に多くのネガティブな考えをしてしまいます。

この無意識に、または自動的に行ってしまう思考を止められるといいです。



無意識な自動的な思考を止めるためには、思考をしているという意識に気づこうとすることをおすすめします。

例えば、「あ、今自分は思考をしている」とか「今こんな思考をしている、次はどんな思考をするのか」などと意識を変えてみるのです。



これができるようになると、思考から自由になることができます。

そうすると、マイナス思考のループから早く抜け出すことができるようになります。



思考から自由になると、マイナス思考をしてもいいし、しなくてもいい。プラス思考をしてもいいし、しなくてもいい、というふうになっていき、とても楽になっていきます。



今回は、マイナス思考を改善する方法などについてお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。