ポジティブ思考になるには、どうしたらなれるのでしょうか?

ポジティブ思考を身につけるコツや訓練には、どのような方法があるのでしょうか?



ところで、なぜ、ポジティブ思考になりたいと思うのですか?

ネガティブ思考をしてはいけませんか?ポジティブ思考には短所・デメリット・弊害はないのでしょうか?



今回は、ポジティブ思考についての役立つ情報をお伝えします。

ポジティブ思考になる方法、ポジティブ思考を身につけるには

では、さっそく私がおすすめするポジティブ思考になる方法をお伝えします。

ちまたには、ポジティブ思考、プラス思考、楽観的思考になるための方法がいろいろと提案されています。

ここでは、セラピストとして人々を身体的、精神的にサポートしてきたなかで得た、特に効果が期待できる方法を紹介します。



1つ目は、まず、ポジティブ思考ができる条件を整えることです。



ポジティブ思考ができるようになるためには、まず条件を整えなければなりません。

この条件が整っていないと、いくらポジティブ思考をしようとしてもなかなかできません。



ポジティブ思考ができる条件を整えるとは、脳の状態を整えることです。

脳の状態が整っていると、セロトニンやドーパミンと呼ばれている脳内神経伝達物質の分泌が正常に行われます。

このセロトニンやドーパミンと呼ばれる脳内神経伝達物質の正常な分泌がポジティブ思考やプラス思考ができる重要な要因となります。

ポジティブ思考になる方法。トレーニングのやり方

では、脳内神経伝達物質の分泌が正常に行われるにはどうしたらよいのでしょうか?



そのひとつは、現代医療の薬を使うことです。

薬の力によって脳内で化学変化がおこり、分泌されにくかった伝達物質が分泌されやすくなったりして、思考や感情や気分などが変わってきます。

うつ病などの心的精神的病気とよばれている状態を改善するには、この方法が有効ではないかと思います。



薬は飲みたくないと思う人も多いでしょう。次に、そのような人向けに、私のオススメの方法を紹介します。

その方法とは、【良い姿勢×運動・筋トレ×呼吸法×食べ物】です。



これらの要素ひとつひとつを整えるだけでもポジティブ思考ができる条件となりえるのですが、

それぞれがかけ合わさるとさらに条件が整うことになり、特にポジティブ思考をするぞ!と思わなくても、自然とそうなってしまいます。



では次に、ひとつひとつについて簡単に説明します。

1番目は、良い姿勢についてです。

ポジティブ思考が得意な人をよく観察すると、姿勢が良いという傾向があることに気がつきます。

一方、ネガティブ思考が得意な人をよく観察すると、比較的姿勢が悪いという傾向があります。



なぜなら、良い姿勢をとる習慣があると、背骨が良い状態になります。背骨が良い状態になると頭蓋骨が良い状態になります。

頭蓋骨が良い状態になると、その中にある脳が良い状態なるからです。



思考や感情は、どのような姿勢をとる習慣があるかで左右されます。



2番目は、運動・筋トレについてです。

体を動かすことによって、脳内神経伝達物質の分泌が正常に近づいてきます。

特に、有酸素運動と筋トレが良いようです。



あまり乗り気じゃなかったけど、運動や筋トレをしはじめたら、もうちょっと続けてみようという気持ちになって、

最終的に気分や気持ちが変わっていることに気づいたことがありませんか。



このように、体を動かすことによって、脳の状態が整いやすくなります。



3番目は、呼吸法についてです。

どのような呼吸をするかによっても、脳の状態が変わってきます。

心配が多い人、不安感が多い人、ネガティブ思考しやすい人は、比較的呼吸が速くて浅い場合が多いです。

一方、そんなに心配しない人、不安感が少ない人、ポジティブ思考しやすい人は、呼吸がゆっくりとしていて深い場合が多いです。



ただゆっくりと深い呼吸をとることを意識するだけでもいいですが、

私がおすすめする呼吸法は、呼吸するときに、下腹を意識しながら行うことです。

下腹を意識しながら深呼吸を行うことで、脳の状態が整っていきます。

4番目は、食べ物についてです。

どのような食べ物を食べるかによっても、脳の状態が変わってきます。

私たちの体は数え切れないぐらいの細胞からなっています。その細胞は細胞膜で覆われています。

脳も脳細胞でつくられており、脳細胞も細胞膜で覆われています。



細胞膜がつくられる材料として、脂質が必要になります。実は、この脂質がどのような脂かによって、細胞膜の質が決まり、脳細胞の質が決まり、脳の状態が決まるということになります。



脂質を簡単に分類すると、固い脂と柔らかい脂に分けられます。

固い脂と柔らかい脂、どちらが良い細胞膜をつくる材料になるかというと、柔らかい脂です。



この柔らかい脂として、オメガ3不飽和脂肪酸というものがあります。DHAやEPAという成分として有名です。

柔らかい脂が豊富に含まれているものは、背の青い魚(さば、さんま、あじ、いわしなど)、亜麻仁油などが有名です。

DHAやEPAが含まれるサプリメントを摂取してもいいでしょう。



このような柔らかい脂の成分、栄養素が豊富に含まれる食べ物をよく食べると、脳が整ってきます。

ポジティブ思考になるには、意識の訓練

2つ目のポジティブ思考になるための方法は、意識を変えることです。



ポジティブ思考になる方法を知りたいという人は、ネガティブ思考をやめたいと思っていることが多いかもしれません。

ネガティブ思考をやめたいと思っているということは、ネガティブ思考が悪いという意識があるのではないでしょうか。



この意識を変えてみてはいかがでしょうか?

つまり、ネガティブ思考はそんなに悪くない、ネガティブ思考をしてもいいというような意識に変えるのです。



実は、本当のポジティブ思考ができている人は、ポジティブ思考やネガティブ思考にこだわっていません。

どちらの思考も悪いと思っていないし、良いとも思っていないのです。

つまり、どちらの思考にも偏っていなくて、自由なのではないかと思います。



ポジティブ思考ができるようになる秘訣のひとつは、思考というものにとらわれずに自由でいるということかもしれません。



今回は、ポジティブ思考になるにはについて役立つ情報をお伝えしました。

さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございます。