座る姿勢がダイエットに影響することをご存知ですか?
多くの人がダイエットに取り組んでいます。
食事を抜いたり、運動したり、筋トレしたりして努力されています。
努力の結果ダイエットに成功される人もいますが、なかなか成功しない人も多くいるという現実があります。
ダイエットに成功しない人はある大切なことが抜けているからかもしれません。
その大切なこととは・・・
正しい座る姿勢です。
では、どのような姿勢をとればよいのでしょうか?
なぜ、座る姿勢(正しい姿勢)がダイエットに影響するのか?
なぜ、座る姿勢(正しい姿勢)がダイエットに影響するのでしょうか?
答えは、代謝(基礎代謝)が良くなり余分な脂肪が燃焼しやすくなるからです。
ダイエットに失敗してしまう人、なかなか痩せない人、いったん痩せてもリバウンドしてしまう人などの多くは、
ふだんから悪い姿勢をとる習慣が身についてしまっていることがあげられます。
実は、ふだんからどのような姿勢をとっているかが代謝(基礎代謝)のはたらきに大いに影響するのですが、これを意識している人は少ないかもしれません。
ダイエットを成功させるには、基礎代謝をさげないこと、基礎代謝をあげることが重要だ、ということを聞いたことはありますか?
基礎代謝を意識せずに間違ったダイエットを行ってしまうと、いったんは痩せたようにみえてもすぐにリバウンドしてしまうということを繰り返すことになってしまいます。
ダイエットを成功させる鍵は基礎代謝をあげること
では、基礎代謝を下げないようにする、さらには基礎代謝をあげるにはどうしたら良いのでしょうか?
いろいろな手段、方法があります。
よくいわれている効果が期待できる手段、方法は、筋肉の量を増やすことです。
基礎代謝と筋肉の量との関係はいろいろな研究で実証されています。
筋肉の量を増やすには良質なタンパク質を摂り、適切な筋肉トレーニングを実践することが大切です。
ただ、筋トレを実践するのは正直なところめんどうですし、途中で挫折してしまう可能性も高いです。
もう少し楽に基礎代謝をあげる方法はないでしょうか?
その1つに、正しい姿勢(特に座る姿勢)をとることがあげられます。
どのような座る姿勢がダイエットに効果的なのか?
では、どのような座る姿勢が正しい姿勢なのでしょうか?
ポイントは骨盤の状態です。
正しい座る姿勢を紹介する前に、悪い姿勢をしめしてみましょう。
悪い座る姿勢とは、骨盤が後ろに倒れて、背骨が丸く曲がって、肩甲骨が体の外側に広がり、頭首が体の前側にでている姿勢です。
このような姿勢をとる習慣が身についてしまうと、さまざまな内臓の機能、体液の流れ、さまざまな内分泌のはたらきなどにも支障があらわれてきて基礎代謝がさがってしまいます。
さらに、下腹周りを中心に、余計な体脂肪がつきやすく、なかなかなくなっていかない体質になってしまいます。
それでは、私がおすすめする正しい座る姿勢を次に紹介します。
まず、大切なことは骨盤の状態です。
骨盤を後ろに倒さずに骨盤を立てるように意識します。
具体的には、坐骨より少し前の部分(太もも裏側のお尻直下のあたり)を椅子や床に接地するように座ります。
骨盤を立てると背骨が不自然に丸く曲がらずに自然な湾曲をつくりやすくなります。
次に、肩甲骨を背骨側に寄せるように意識します。
具体的には、腕の付け根を体の外側に回すようにしたり、胸を少し体の前側につきだすように意識します。
次に、頭首を胴体の真上に位置するように意識します。
具体的には、体の横から見たとき、耳と肩の中心が合うようにします。
悪い姿勢をとる習慣が身についている人は、このような姿勢をとると、かえって苦しかったり、つらかったり、どこかが痛くなったりするかもしれません。
でも、それは体の状態が不自然だというあらわれなので、やめずに改めて正しい姿勢をとる習慣を身につけていきましょう。
このように日常に正しい座る姿勢、さらに立つ姿勢、歩く姿勢にも気をつけていくことによって、基礎代謝があがるようになり、余分な脂肪も燃焼していき、ダイエットに成功する可能性が大いに高まります。
私もこれを日々実践しており、つらい食事制限や激しい運動を行わなくても、まったく太らない体質になってしまいました。
今回は、座る姿勢とダイエットとの関係についてお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。