おでこの頭痛がつらいときってありますよね。
急に痛くなったり、締め付けられるように痛かったり、重いような感じがする場合もありますね。
おでこからこめかみにかけて、おでこと目の奥などもにも痛みや違和感があらわれる場合もあります。
おでこの頭痛にはどのような対処や対策をとればいいのでしょうか?
おでこの頭痛が生じる考えられる原因と対策 その1
おでこの頭痛がずっと続き、なかなか自然に治らないときは、蓄膿症、副鼻腔炎、脳の病気などの可能性がありますから、
病院に行って適切な検査、および必要なら治療をされることをおすすめします。
病院で脳の検査をはじめ、鼻や目の検査をしても特に異常なしと診断される場合も少なくありません。
病院の検査で異常なしと診断されても、やっぱり頭痛になってしまうときは何が原因と考えられるでしょうか?
1つ目に考えられる原因は、睡眠不足、寝不足です。
睡眠不足、寝不足のときはさまざまな体の不調があらわれますが、そのひとつに頭痛があげられます。
なんらかの影響で自律神経のはたらきのバランスが崩れてしまい、
体を休ませるはたらきがある副交感神経がうまくはたらかずに、体を活動させる交感神経がはたらきっぱなしになってしまうと、なかなか眠れなくなってしまいます。
そんなときは、すぐに自律神経のはたらきのバランスを整えるようにして、ぐっすり眠れるような対処をとらなければなりません。
セラピストとしておすすめの対処は、骨盤を開くような体操やストレッチをしてみること、背骨のキワにある筋肉(特に首の下のあたりと腰のあたり)をよくほぐすことです。
このような対処をとることで、副交感神経がはたらきやすくなり、よく眠れるようになり、頭痛も軽減されていくことにつながります。
なお、寝過ぎても頭が痛く、重くなってしまうこともありますから注意が必要です。
2つ目に考えられる原因は、気圧の変化による体への影響です。
気圧が低くなると体内の血管が膨張してくるそうです。それが頭にある神経などを刺激して頭痛が生じる場合があるようです。
気圧が原因の頭痛の特徴のひとつとして、脈打つような痛みになったり、下を向くと痛かったりするそうです。
このような頭痛の対処としては、頭を冷やすといいそうです。
なぜなら、頭を冷やすことで膨張した頭の血管が収縮しやすくなるからです。
このとき、冷えピタとか冷湿布はそれほど効果が期待できないようで、氷を袋に入れたもので冷やすなどの方法をとったほうが効果がでやすいそうです。
おでこの頭痛が生じる考えられる原因と対策 その2
3つ目に考えられる原因は、いろいろとたくさん考えてしまうことです。
心配ごとが多かったり、将来に不安を感じていたりすると、いろいろとたくさん考えてしまいます。
また、過度の心的ストレス状態のときも、嫌な記憶を呼び覚ましていろいろと考えてしまいます。
そんなときは、おでこのあたり、目の上のあたりの筋肉が緊張して、眉間にしわがよっていたりします。
考えているときは、脳の前頭葉という部分が活性化されて激しくはたらいているそうです。
前頭葉はおでこの近くにあるため、前頭葉がはたらきすぎて血流がよくなりすぎてしまうと、おでこのあたりが痛くなってしまうのでしょう。
このようなときにおすすめの対処法があります。
それは、おでこをはじめ、頭に上ってきてしまったエネルギーのようなものを体の下の方にさげることです。
次に私がオススメするその方法を紹介します。
まずはじめに、眉間のあたり眉のあたりに力が入っていると思いますので、それを解消します。
やり方は簡単です。できるだけ眉毛を上げてしばらく上げた状態をキープします。その後眉毛を普通の位置に戻します。これを数回繰り返します。
次に、骨盤を立てて背骨・背筋を伸ばすような、いわゆる良い姿勢をとります。
次に、下腹を少しへこませた状態で、ゆっくりと息を吐いたり吸ったりします。息を吸うより吐く時間を長くするといいです。
このとき、息を吸うとき肛門を締めて、息を吐くとき肛門を緩めるというような動作をとるといいです。
この呼吸法をできるだけ繰り返します。
何回行ったか忘れるくらいひたすら繰り返していると、いつの間にかおでこの頭痛が気にならなくなっていることに気がつきます。
今回は、おでこの頭痛に関する原因や対処法・対策についてお伝えしました。
最後までごらんになっていただきまして、ありがとうございました。