肘の痛みを緩和するような方法を探していますか?
安静時には痛みはないけど、肘を曲げたり伸ばしたりしたときや、何気ない動作をしたときなどに、一瞬肘に痛みを感じているのかもしれません。
重大な病気や怪我ではないと思っているけど、やっぱり気になってしまうという人もいるでしょう。
今回は、肘の痛みを和らげることが期待できる、あまり他では解説されていない実用的な対処法や対策をお伝えします。
肘に痛みを感じたときに注意すべきこと
はじめに、痛みのある肘を病院(整形外科)で検査してもらいましたでしょうか?
まだ整形外科で検査されていない場合は、はやめに医者に診てもらうことが必要です。
なぜなら、そんなに重大でないと自分で勝手に判断しても、実は、リウマチなどの膠原病の症状であったり、他に骨や関節やその他の組織の病気が隠れていたりする可能性があるからです。
肘の他にも、手の指の関節に痛みやこわばりや違和感がある、膝にも違和感がある、首の骨もおかしいというように感じている場合は、すぐに病院で検査してもらったほうがいいです。
病院でレントゲンやMRIなどで検査してもらったけど、異常なしという場合も多いでしょう。
でも、やっぱり肘に痛みがあるという場合はどうしたらいいのでしょうか?
肘の痛みにマッサージやストレッチは有効か?
マッサージやストレッチという対処はどうでしょうか?
私はマッサージやストレッチはある程度効果が期待できるのではないかと考えています。
なぜなら、筋肉の異常にアプローチすることができるからです。特にストレッチはインナーマッスルにアプローチすることができます。
レントゲンなどの検査では、主に骨の状態を確認して判断されます。そこで異常なしということは、つまり骨には異常がなかったということです。
このとき、筋肉に異常があっても見逃される場合が多いようです。
レントゲンなどの検査で異常なしと診断されても、肘およびその周辺に痛みがある場合は、どこかの筋肉に異常があることが原因である場合が多いです。
マッサージやストレッチを行うことによって、このような筋肉の異常を見つけ出し、正常に戻すことによって痛みが緩和される可能性が大きくなります。
マッサージやストレッチを行うとき、私が大事だと考えるポイントがあります。
それは、痛みのある肘およびその周辺ではなくて、他の筋肉に対してマッサージやストレッチを行うということです。
肘の痛み緩和、改善に効果が期待できるツボのようなポイント
では次に、セラピストとして活動してきたなかでわかってきた、肘およびその周辺に感じる痛みを軽減するために、効果が期待でいる筋肉群および改善ポイントをしめします。
ところで、東洋医学では、ツボとよばれている箇所を押すような刺激やお灸をすることで痛みを和らげるというような対処法があります。
私がセラピストとしての実体験のなかで得た筋肉群や改善ポイントが、そのツボと呼ばれている箇所に近いような気がしています。
では、私がおすすめする具体的な筋肉群および解消ポイントをしめします。
- 手のひらの筋肉。特に親指の母子球とよばれているところ
- 前腕(肘から手首にかけて)の筋肉。手の甲側、もしくは手のひら側にある筋張った筋肉
- 肩甲骨の内側(背骨側)上方の角のあたりにある硬くこってしまった筋肉
- 背中の真ん中あたりの背骨のきわにある硬くこってしまった筋肉
- まれに、痛みのある肘と反対側の膝周辺にある筋肉
これらの筋肉群および硬くなってしまったポイントをマッサージやストレッチなどで緩めて柔らかくしてあげると、肘の痛みや違和感が和らぎ楽になる可能性が大きいです。
今回は、肘の痛みに効果が期待できる対処法などをお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。