ゴルフによる腰痛の対策を探していますか?

現役セラピストとして活動してきたなかで、ゴルフが原因と思われる腰痛で苦しんでいる人が少なくありません。



今回は、なぜゴルフをすると腰痛になってしまうのか?その考えられる原因と改善が期待できる実用的な対策についてお伝えします。

ゴルフによる腰痛の症状

ゴルフをされる人のなかに、腰痛で悩んでいる人がいらっしゃいます。

右側の腰に痛みがでる人もいれば、左側の腰に痛みがでる人もいます。

腰だけではなく、お尻の筋肉や腹筋(腹斜筋なども)や太ももの筋肉に痛みがあらわれる場合もあります。



筋肉痛ならば時間が経てば回復するのですが、筋肉痛ではなく慢性的な痛みに悩まされてしまう場合もあります。

また、ゴルフが原因ではないかもしれませんが、腰椎椎間板ヘルニアになってしまい、好きなゴルフができなくなってしまう人もいらっしゃいます。

ゴルフによる腰痛の原因

なぜ、ゴルフによって腰やその他の部位が痛くなってしまうのでしょうか?その原因や理由はなんでしょうか?



さまざまな原因が考えられると思いますが、私の意見としましては、スイングの仕方が腰に悪影響を及ぼしているのではないかと思います。

体の一部に負荷がかかり過ぎない自然なかたちでスウィングできれば問題がないかもしれませんが、

やはり多くのアマチュアプレイヤーは、スイングするとき体のどこかに負荷がかかりすぎてしまったり、バランスが悪くなってしまうのでしょう。

その結果として、腰が痛くなったり、その他の部位が痛くなったりしてしまうのではないかと考えます。



現役セラピストとしてゴルフによって腰痛になってしまった人たちをよく観察してきたなかで、同じような傾向があることがわかってきました。

それは、足首の関節の異常です。

右打ちの場合は左足首の関節が、左打ちの場合は右足首の関節によく異常がみられます。



私はゴルフをやらないので詳しいことはわかりませんが、例えば右打ちの場合、ゴルフボールを打つ瞬間に左足首に相当な負荷がかかっているのではないでしょうか。

そのため、足首に歪みが生じたり、足首の関節が緩くなっている場合が多くみられます。

体は無意識にそれをカバーするために、腰に負担がかかってしまうのではないかと考えます。

ゴルフによる腰痛の対策

では、ゴルフが原因と考えられる腰痛を改善または解消するにはどのような対処や対策をとればよいのでしょうか?

まだ病院(整形外科)に行って、医師に診てもらってないのであれば、まずは病院(整形外科)で検査や必要ならば適切な治療を受けることが大切です。

もしかしたら、ゴルフが原因と思われた腰痛が、ゴルフとは関係ない腰の骨の病気や内臓の病気によるものかもしれませんので、念のためちゃんと検査してもらう必要があるかと思います。



病院で検査しても特に腰の骨の異常がみられなかったり、内臓の病気ではないと診断されることが多いです。

そんなときはどのような改善法や対策をとればよいのでしょうか?



患部を冷やす、場合によっては温めるという対処もいいでしょう。

また、マッサージやストレッチを行うのもよろしいかと思います。

ただ、痛みのある患部を強くマッサージしたり、強くストレッチすることは避けたほうがいいです。



現役セラピストである私がおすすめする対策は、前述した足首を整えることです。

さらに追加すると、股関節を整えること、太もものコリをほぐすこと、仙骨キワのコリをほぐすことも、腰痛改善に効果が期待できると考えます。

それから意外かもしれませんが、腕の付け根や肩甲骨内側の筋肉の異常も整えると腰が楽になる場合もあります。



これらの対処はご自分ではちょっと難しいと思われますので、柔道整復師や整体・カイロプラクティックなどの専門家に相談してみるとよいと思います。



今回は、ゴルフによる腰痛の対策などについてお伝えしました。

さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございました。