顎の付け根のこりが気になっていますか?
実は顎周辺の筋肉が凝って硬くなっている人は、かなり多いです。
顎の付け根のこりが首こり・肩こりを引き起こすことも少なくありません。他の不調も生じさせてしまうこともあります。
今回は、顎の付け根のこりを緩和または解消する意外な対処法や改善法をお伝えします。
顎の付け根のこりの正体は胸鎖乳突筋のこり?
私は長い間セラピストとして人々の不調を改善するお手伝いをしています。
そのなかで、顎の付け根または顎周辺の筋肉にこりがある人が多いことがわかってきました。
顎の付け根、耳の下あたりには、胸鎖乳突筋という首の筋肉が着いています。
この筋肉の顎の付け根、耳の下あたりに付着している部分が硬くこってしまう場合が多いです。
クライアントさんにそれを指摘すると、「こんなところが硬くこるんですね」と今まで知らなかった、気づかなかったという人がたくさんいらっしゃいます。
顎または胸鎖乳突筋が凝っている人の多くは、首や肩がこっていたり、頭痛や耳鳴りに悩まされています。
いろいろと対策をとったにもかかわらずに、なかなか解消できない首こりや肩こり、頭痛や耳鳴りは、顎または胸鎖乳突筋のこりが原因かもしれません。
実際に、顎を矯正したら、もしくは胸鎖乳突筋を過緊張をとったら、首こりや肩こりの悩みから解放されたという感想をよく聞きます。
顎の付け根のこりが引き起こすさまざまな不調
実は、顎や胸鎖乳突筋のこりが影響していると考えられる不調がいろいろとあげられます。
まず、首や肩のこり、痛み、違和感などを引き起こす可能性があります。
それから、頭痛、耳鳴り、めまいなどの症状も引き起こす可能性があります。
さらに、心的・精神的ストレスにもつながってしまう可能性もあります。
なので、たかが顎周辺のコリと甘く見ないで、なんとか改善、解消するような対策をとったほうがいいです。
では、あご周辺の凝りを改善、解消するにはどのような対策、対処をとればいいのでしょうか。
顎の付け根のこりを改善・解消する意外な対処法 その1
まず、顎の骨の構造に問題があり、顎の筋肉が過緊張してしまっている場合があります。
この場合は、専門の病院で矯正治療や外科的な手術が必要になりますので、こころあたりがある人は専門の医師に相談されることをおすすめします。
顎の矯正治療や外科的な手術が必要ないけれども、顎周辺のこりが気になる場合はどうしたらいいでしょうか?
では次に、セラピストの観点から顎の付け根のこり改善に効果が期待できる対処や対策を紹介します。
1つ目は、直接、顎および胸鎖乳突筋のこりをマッサージなどによってほぐすことです。
正直なところ、この方法では硬くなった凝りはなかなか柔らかくならないかもしれません。
ただ、こんなところが硬くこっているんだと認識することに大きな意味があると思っています。
2つ目は、こめかみの凝り、もしくはこめかみの緊張した筋肉を緩めることです。
アゴの筋肉とこめかみより少し上にある筋肉は関連しています。
アゴ周辺の筋肉が硬くこってしまっている場合は、こめかみより少し上にある筋肉も一緒に硬くこっている場合が多いです。
このこめかみより少し上にある筋肉のコリをマッサージなどによってほぐしてあげると、顎周辺の筋肉の緊張が緩む場合があります。
顎の付け根のこりを改善・解消する意外な対処法 その2
3つ目は、頭蓋骨の歪みを整えることです。
頭蓋骨に歪みがある場合、それが顎の骨に影響を及ぼして、顎の骨にも歪みが生じてしまい、その結果顎周辺の筋肉が過緊張し、硬くこってしまうことがあります。
自分で頭蓋骨の歪みを整えることはなかなかできないと思いますので、頭蓋骨の矯正ができる専門家に相談されることをおすすめします。
4つ目は、首の骨の歪みを整えることです。
首の骨が不自然に曲がっていたり、逆に不自然にまっすぐになりすぎていたり、椎骨とよばれている首のひとつひとつの骨がねじれていたりしている場合があります。
首の骨が歪んでいると、その影響から頭の骨が傾いたり、回旋したり、不自然な状態になってしまいます。
その状態が続くと、顎や顎の付け根の筋肉にその負荷がかかりすぎてしまい硬いこりとなってしまうことがあります。
自分で首の骨の歪みを整えることはなかなか難しいと思いますので、こちらも首の骨の矯正ができる専門家に相談されることをおすすめします。
5つ目は、股関節の歪みを整えることです。
こちらの方法は意外かもしれませんが、実は、顎関節と股関節が関連しているという説があります。
私はセラピストとして実際に体験していくなかで、顎関節と股関節は関係があるという説は正しいのではないかと考えています。
股関節が歪んでいる人は多いです。股関節の構造上、歪みやすくなっているようです。
太ももの付け根、骨盤の横のあたりを注意して触ってみると、骨のでっぱり(大転子)が確認できると思います。
左側の骨のでっぱりが大きかったり、右側の骨のでっぱりが大きかったり、左右で差があることが多いです。
この骨のでっぱり具合で股関節が歪んでいることが確認できます。
股関節の歪みを整えることも、なかなか自分では難しいと思いますので、こちらも股関節の矯正ができる専門家に相談されることをオススメします。
今回は、顎の付け根のこりに関する情報をお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。