寝起きに頭痛があらわれて困っていますか?

特に、後頭部、こめかみ、目の奥などに痛みを感じていますか?

なぜ、寝起きに頭痛があらわれてしまうのでしょうか?

どうしたら緩和または解消するのでしょうか?

今回は、寝起き時の頭痛についてお伝えします。

寝起き時に頭痛がするとき大切なこと

はじめに大切なことを。

寝起き時の頭痛が長い間続くようでしたら、念のため医療機関で診てもらったほうがよろしいかと思います。

頭には脳というとても重要な器官があります。

大丈夫だろうと放っておいたら、実は脳腫瘍があったなんてことにならないようにしたいものです。



また、寝起き時に頭痛があり、他にもすごい疲労感、倦怠感があるとか、ぐっすり眠れた感じがないというような場合、

もしかしたら、睡眠時無呼吸症候群によって、酸欠に近い状態になっているのかもしれません。



睡眠時無呼吸症候群にかかっていても、なかなか本人は気づかないので、家族など他の人に自分の睡眠の様子を観察してもらうことも考慮したほうがいいかもしれません。

寝起き時に頭痛がするとき考えられる原因とは

医療機関で診てもらったけど、脳に異常は見つからなかった、その他に重篤な病気も見つからなかったという場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?

いろいろな原因が考えられると思いますが、現役セラピストの私がお伝えしたいのは、体の歪み・筋肉バランスの乱れ・いわゆる筋肉のコリなどの影響です。



頭痛の原因としてあげられることに、頭への血流が悪くなってしまうことと、頭への血流が良くなり過ぎることがあげられます。

体の歪み、筋肉バランスの乱れなどによって首こり・肩こり・背中こりがひどくなってくると、頭への血流が悪くなり頭痛を引き起こす要因のひとつになるといわれています。



また、これらの影響によって自律神経の乱れも引き起こす可能性があります。

そうなると、寝起き時などに吐き気、めまい、息苦しいなどの症状もあらわれることも考えられます。

寝起き時に頭痛がするときの解消法、対処法とは

では、このような要因から引き起こされると思われる寝起き時の頭痛を緩和する方法、解消する方法、対策などはないのでしょうか?



まず、注意しなければならないことがあります。

頭にガンガンする痛みや脈打つような痛みがあらわれている場合は、

頭への血流が良くなりすぎていることが考えられますので、首や肩を揉んだり、マッサージしないほうがいいです。

このような場合は、頭を冷やした方が痛みを緩和したり、解消したりする確立が高くなります。



では、頭痛がガンガンするような痛み、脈打つような痛みではない場合どうしたらよいのでしょうか?

いろいろな解消法、対処法がありますが、ここでは現役セラピストとして活動してきたたなかで効果が期待できる実用的な解消法、対処法をお伝えします。



体のこりが原因と思われる頭痛の場合、私が注目する箇所のひとつに左右の肩甲骨の間があります。

肩甲骨と背骨の間にある筋肉に、筋張った筋肉のコリがあることがあります。

このコリを適切にほぐしてあげると、頭痛が緩和したり解消したりすることが多いです。



その他にも私が注目する箇所があります。それは、背中側の腕の付け根あたりです。

このあたりの筋肉をよく調べてみると、過度に緊張し硬くなった筋肉のコリがあることがあります。

このこりを適切にほぐしてあげると、頭痛が緩和したり解消したりすることが多いです。



今回は、寝起き時の頭痛に関して、考えられる原因や解消法、対処法などをお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。