あくびをすると涙がでます。
顔が油っぽい人は、涙がでたときに目がしみることがあるかもしれません。
さらに、涙と一緒に鼻水もでてくる人もいます。
なぜ、あくびをすると涙や鼻水が流れるようになるのでしょうか?
また、実は病気が隠れているということはないのでしょうか?
あくびをすると涙がでるけど、鼻水がでるのは変?
あくびをすると目から涙が流れます。
人によっては、鼻水も流れ落ちるようにでる場合があります。
これって変なのでしょうか?
こたえは、特に変な生理現象ではないそうです。
なぜなら、あくびをしたときに流れる涙が通る道が鼻までつながっていて、場合によっては鼻まで流れ落ちるからです。
ちなみに、涙は次のようなルートを通って鼻まで到達するそうです。
涙腺 → 涙嚢 → 鼻涙管
なので、実はあくびをしたときにでる鼻水は、いわゆる鼻水ではなくて、鼻の中を通った涙なのだそうです。
あくびをしたとき、鼻水がでる人とでいない人がいます。
その違いはなんでしょうか?
あくびをしたとき鼻水(実際は涙)がでやすい人は、アレルギー体質で鼻の中が湿っている場合が多いそうです。
あくびをしても鼻水がでない人は、そのような体質ではないということらしいです。
このように、あくびをしたとき鼻水がでても、そんなに変だと思わなくてもいいそうですよ。
あくびをしたときに涙がでる理由とは?
ところで、あくびをすると、なぜ涙がでるのでしょうか?
その仕組み、メカニズムはどのようになっているのでしょうか?
簡単にいうと、こういう仕組みのようです。
人は目じりの上瞼あたりに涙腺と呼ばれている涙を分泌するところがあります。
あくびをするとき、大きく口を開けるなどの動作をはじめ、顔の筋肉が大きく動きます。
このとき、涙をつくる涙腺が刺激を受けます。
すると、涙腺から涙がでます。涙腺からでた涙は、次に涙嚢と呼ばれているところにも溜まってきます。
さらなる大きな顔の動きによって、この涙嚢が圧迫されて溜まっていた涙が流れます。
さらに、涙は鼻涙管と呼ばれるところも通り、人によっては鼻からも涙が流れることになるのです。
ちなみに、なぜあくびをするのでしょうか?その理由はなんでしょうか?
実は現在でも本当に正確な理由はわかっていないそうです。
考えられる理由としては、脳の酸素不足を解消するための生理現象ではないかという意見が多いようです。
眠いときによくあくびがでますが、眠いときは脳が酸素不足になっていることが考えられます。
あくびの特徴として口を大きく開ける動作がありますが、この動作をすることによって顎周辺の筋肉が動かされます。
顎周辺の筋肉が動かされると、脳に刺激が伝わるのではないかといわれています。
あくびをしたとき片目しか涙がでないけど大丈夫?
あくびと病気との関係はどうでしょうか?
あくびをしたときに目から涙がでますが、人によっては右目か左目かどちらか片方の目からしか涙が出ない人がいます。
この場合は、目を分泌する器官や管に何か問題がある可能性がありますから、眼科を受診するなどの対応をとったほうがいいとのことです。
それから、生あくびがでるという人もいるでしょう。
生あくびと病気とは密接に関係があるようです。
生あくびとは、眠くもないのにでるあくびのことで、脳の疲労に関係があるのではないかといわれています。
なお、次のような病気が生あくびと関係があるそうです。
睡眠障害、低酸素血症、脳梗塞、狭心症、自律神経失調症、更年期障害、ほか
なんか普通のあくびと違うなと感じたら、念のため病院で検査されることをおすすめします。
さいごに
私は顔が油性なので、あくびをするとよく目がしみることがあります。
特に、夕方から夜にかけてそうなることが多いです。
なので、まぶたやおでこに分泌されている脂をやはめに拭き取るなどの対策をしています。
私と同じように悩んでいる人はいるのでしょうか。
以上、今回はあくびをしたときの涙や鼻水などについてお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。