ぎっくり腰の治し方や対処法として、マッサージはNGで絶対にやってはいけない行為だと専門家などからよくいわれています。
ぎっくり腰になったとき、マッサージをすると症状がさらに悪化してしまうからだと。
でも、本当にそうなのでしょうか?
現役セラピストである私からいわせていただくと、○○をマッサージした方が回復が早いという事例を実際に体験してきました。
この方法は非常識かもしれません。でも、実際の結果は良好な場合が多いです。
一体どのような改善法なのでしょうか?
ギックリ腰にはマッサージでなく冷やしたほうが良い?
ぎっくり腰には予期せずに突然なってしまう場合が多いですよね。
ちょっとした何気ない動作をしたのにもかかわらずに、腰のあたりにピキッ、グキッと強烈な痛みがでて、動けなくなってしまいます。
ぎっくり腰になってしまったらどのような対処をすればよいのでしょうか?
一般的には、患部を冷やして安静にしていることだといわれています。
腰の筋肉やまわりの靭帯などが挫傷や断裂してしまったようなぎっくり腰には、やはりこのような対処が一番だと考えます。
ただ、
腰の筋肉やまわりの靭帯などが挫傷や断裂してしまったようなぎっくり腰ではないギックリ腰のような症状の場合は、他に有効な手段があることを体験しています。
他に有効な手段とはどんなことをするのでしょうか?
その手段をこうじると・・・
四つんばいになり這うようにしか進めなかった人が、立ち上がることができスタスタと歩ることができるようになりました。
それから、いったん横になると起き上がるのにすごく時間がかかっていた人が、スッと起き上がれるようになりました。
それから、前かがみの姿勢から体を伸ばそうとするけれでも体が伸びなかった人が、シャキッと体が伸びるようになりました。
他にも、比較的すぐに症状が改善して回復する方向に向かう人が多いです。
では、一体何をしたらこのようなうれしい結果になるのでしょうか?
ぎっくり腰にマッサージはNG?非常識な改善法とは
それは、痛い腰以外の筋肉の過緊張を緩めてあげるという方法です。
痛い腰はほとんど触りません。
では、どこにアプローチするのでしょうか?
以下にアプローチすると良い結果がでやすい部位をあげてみます。
まずは、お腹の筋肉です。ぎっくり腰のような症状があらわれているときは、意外にもお腹の筋肉が過緊張している場合が多いです。
お腹を調べて硬く緊張しているところがあったらそこを緩めてあげます。
そうすると、体が伸びやすくなったり、後屈できるようになっていきます。
次に、結果がでやすい部位は、太もも内側の筋肉です。ぎっくり腰のような症状があらわれているときは、意外にも太ももの内側の筋肉が過緊張している場合があります。
太もも内側の筋肉を調べて、硬く緊張しているところがあったらそこを緩めてあげます。
そうすると、中腰ような姿勢から体を起こそうとするときや体を伸ばそうとするとき普通にできる場合が多いです。
次に、結果がでやすい部位は、肩甲骨の内側の筋肉です。ぎっくり腰のような症状があらわれているときは、意外にも肩甲骨内側の筋肉が過緊張している場合があります。
肩甲骨の内側の筋肉を調べて、硬く緊張しているところがあったらそこを緩めてあげます。
そうすると、上半身を動かしたときの腰あたり痛みや横になって起き上がろうとしたときの腰あたりの痛みが軽減されてスッと起き上がれる場合が多いです。
以上、ぎっくり腰とマッサージについて非常識な改善法を紹介しました。
最後までごらんになっていただきまして、ありがとうございました。