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腰痛が長引く原因を調べていますか?



腰痛のために仕事に支障をきたしているかもしれません。

腰痛のために家事がはかどらないでいるかもしれません。

腰が痛いためにいろいろと困ることが生じてしまいます。



腰痛を無くしたいと思います。でも、なかなか消えません。

腰痛が長引く原因は何なんでしょうか?

腰痛が長引く本当の原因とは?

ではさっそく腰痛が長引く原因と思われるものをいくつかあげてみましょう。


腰以外の部位に原因がある

腰痛というと、腰の骨や椎間板の異常が原因と考えることが多いと思われます。

しかし、腰以外の部位が原因の場合も少なくありません。



整形外科でレントゲンやMRIによる検査を受けても、腰の骨や椎間板に異常が見つからない場合も多いです。

こんなときは、腰以外の部位が原因で腰痛が生じている可能性が高いです。



セラピストとしての私の経験からは、次のような部位にある筋肉やその他の組織が異常に硬く緊張している場合に結果として腰に痛みが生じる場合があります。

  • お腹の筋肉
  • お尻の筋肉
  • 太もも(特に内側)の筋肉
  • 膝裏の筋肉
  • アキレス腱付近
  • 肩甲骨周りの筋肉
  • 胸の上あたりの筋肉

これらの筋肉の異常な緊張をなんらかの手段で緩めてあげると腰痛が緩和して本来の状態に戻っていくことが多いです。


実は骨の異常が隠れている

内出血、発熱、炎症、腫れなど知覚しやすい症状があらわれていないため、腰が原因ではないと判断してしまっても、

実は、腰の骨に小さなヒビが入っていたり、亀裂が入っていたり、他の組織がわずかに傷ついていたりする場合があります。

特に女性の場合は高齢になるにつれてホルモン分泌の影響により骨粗鬆症(簡単にいうと骨がスカスカになる)になりやすく、骨に異常が生じやすくなります。

そのような一見わかりにくい異常のために腰痛が長引いてしまう場合があります。



このような場合は、素人の目でみて腰に異常がないから大丈夫だろうと判断せずに、

整形外科など専門の医療機関に行って、精密検査をする必要があります。

なので、まだ精密検査を受けていないのなら、一度検査されることをおすすめします。


腰ではなく内臓に異常がある

腰痛の原因が、実は腰ではなく腰近くにある内蔵の異常という場合も考えられます。

特に女性の場合は、子宮や卵巣の異常によっても腰痛が引き起こされる場合があるようです。



一般的な腰痛治療を受けてもなかなかよくならないときは、内臓を調べてもらうことも必要かと思います。

体以外に問題がある

一般的な現代医療による治療(シップ、薬、牽引、電気、注射など)を受けてもよくならず、

また、整体やカイロプラクティックなどの施術を受けてもよくならないときは、

腰をはじめとする体のどこかに問題があるのではなく、心や精神といったところに問題があるかもしれません。



セラピストとしての私の経験から、悩みを抱えていた人の悩みをよく聴いてあげただけで腰痛が気にならなくなったケースや

思考パターンや物事の受け止め方の癖に気づいてもらって、それを改めただけで腰痛が気にならなくなったケースが少なくありません。



一般的な腰痛治療をし続けても症状が改善していかない場合は、心理カウンセリングなどの選択肢も検討してみるといいと思います。

腰痛時は安静にするべき?運動や歩いたほうがいい?

ところで、腰痛がある場合は安静にしていたほうがいいのでしょうか?それとも少しは運動したほうがいいのでしょうか?



ちょっと体を動かしただけで体に電気が走るような激痛がある場合は、安静にしておいたほうがいいです。

というか、もう必然的に動けなくなるので体の訴えに自然にこたえるべきでしょう。



一方で、ずっと安静にしているだけでも回復が遅くなってしまいますので、

少し動けるかなという状態になったら、動ける範囲内で運動をはじめることがいいでしょう。

軽いストレッチを行ってみるのもいいかもしれません。



なお、腰が痛いからといって24時間ずっとコルセットをしっぱなしにする人がいらっしゃいますが、

これはおすすめしません。

なぜなら、コルセットをしていると、本来使われなければいけない筋肉が使われずに、どんどんその筋肉が衰えてしまうことになり、回復が遅れてしまったり、悪化してしまうことも考えられるからです。

仕事や家事に支障があり、どうしても必要という以外は、コルセットをはずしておくことがよろしいかと思います。



だんだんと回復して歩けるような状態になったら歩いたほうがいいです。

なぜなら、歩くことで骨盤(特に仙骨という骨)、股関節などが動くようになり、

腰周辺の筋肉も鍛えられることになり、回復が加速していくことが期待できるからです。



ただし、このとき偏った歩き方をしてしまうと、それが腰痛の原因にもなりかねませんから、

前後左右に偏りがないような正しいフォーム・姿勢で歩くことを注意したほうがいいです。



以上、今回は長引く腰痛の原因などについてお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。