腰が痛い時の寝方を調べていますか?
腰が痛い時、どのような寝方をすれば痛みが軽減したり、楽に寝られるのでしょうか。
今回は、腰が痛い時の寝方について、改善が期待できる寝方や対策についてお伝えします。
腰が痛いとき寝方に迷ってしまう
腰が痛いとき、どのような寝方をしたらよいか迷ってしまいますよね。
特に、妊娠中の妊婦さんは、出産準備のため骨盤の状態が変化しやすくなり、腰痛があらわれてしまう場合が多いです。
横向きが良いのか、仰向けが良いのか、うつぶせがよいのか・・・
また、ぎっくり腰など急性の腰痛のときは、どのように寝ればよいのか。
椎間板ヘルニアなどがあり、慢性的な腰痛のときは、どのように寝ればよいのか・・・
ちょっと困ってしまいます。
腰が痛い時、痛みが軽減し楽に寝られる寝方とは?
では、腰が痛い時どのような寝方をすれば、痛みが軽減したり楽に寝られるのでしょうか?
専門家からさまざまな寝方が提案されていますが、ここでは、現役セラピストとして活動してきたなかで得た、効果が期待できる寝方を紹介します。
おすすめの寝方は横向きです。
横向きで寝ると腰の痛みが軽減したり楽に寝られる場合が多いです。
体の左側を上にするのか、右側を上にするのか迷うかもしれません。
このとき、痛い方を上にして横向きになったほうが良いと思います。
ただし、痛い方を下にしたほうが痛みが楽になる場合もあるので、体の状態に従ってみてください。
横向きで寝て背中を丸くすると、さらに楽になることが多いです。
このとき、両膝の間にタオルかクッションを挟むと、さらに楽になることがあります。
腰が痛い時、仰向け、うつぶせで寝るには
横向きで寝られない場合もあるでしょう。その場合は、仰向けかうつぶせになります。
仰向けになって寝て、脚を伸ばすと腰に痛みを感じる場合があります。
そんなときは、膝を立てるように脚をくの字に曲げると痛みが楽になることが多いです。
両膝を立てるのではなく、片方の膝だけを立てても腰が楽になることもあります。
また、ずっと膝を立てていられない場合は、膝の下にタオルや小さいクッションなどを入れて寝ても、腰が楽になることがあります。
横向きで寝ることも仰向けで寝ることもできない場合もあります。
そんなとき、うつぶせで寝ると腰の痛みが軽減されることがあります。
このとき、お腹の下にタオルや低めのクッションを入れるとさらに腰の痛みが軽減することがあります。
また、片方の脚をかえるの脚のように曲げると、さらに楽になる場合もあります。
ただし、うつぶせで寝る場合はベッドに穴があいていない限り、首を左右どちらかに向けなければならず、今度は首が痛くなってしまう可能性がありますから注意が必要です。
なお、柔らかい布団よりも固い布団で寝た方がよいと思います。
柔らかい布団やソファーで寝ると、一見心地よさそうに感じますが、実は腰に負担をかけていることが多いためです。
さいごに
今回、腰が痛い時の寝方を紹介しましたが、これは一時的な対処になります。
なので、腰が痛い原因を探して、必要ならば腰の治療や矯正を行うことが大切だと思います。
整形外科で検査しても、腰の骨には特に異常がみられないという診断をされる場合もあります。
このようなときは、筋肉のトラブルが原因となっていることが多いです。
現役セラピストである私は、次にしめすような筋肉をよく観察して、適切な施術を行います。
そうすると、腰の痛みが軽減、または解消する場合が多いです。
参考までに私がよくみる筋肉群をのせておきます。
- お腹の筋肉
- お腹の奥にある腰の筋肉
- お尻の筋肉
- 太ももの筋肉
- 膝裏の筋肉
- 肩甲骨周辺の筋肉
- 膝下(下腿)の筋肉
さいごまでごらんになっていただきまして、ありがとうございました。