腰の筋肉が固いことで悩んでいて、柔らかくする対処法などを探していますか?
硬くなった腰の筋肉に湿布を貼ったり、マシンや器具を使ってみたり、マッサージでほぐすことを行ってみたりしても
なかなか固い腰の筋肉が緩んで柔らかくならない場合が多いのではないでしょうか。
どうしたら硬くなった腰の筋肉が緩んで柔らかくなるのでしょうか?
今回は、現役セラピストである私の実体験から得た、実用的な対処法や対策などについてお伝えします。
腰の筋肉が固いといろいろと困ることがでてくる
腰の筋肉が固いと、いろいろと困ることが生じてきます。
腰痛をはじめ、背中や肩や首までも痛くなる原因のひとつになったりします。
ヘルニアなどの腰の病気になってしまうかもしれません。
野球、サッカー、テニス、マラソンなどのスポーツをするとき、腰の筋肉が固いせいで可動域に制限がかかってしまい、
本来もっている能力を十分に発揮できなくなってしまうかもしれません。
また、腰の捻挫など怪我をおこしやすい体にもなってしまいます。
年齢が若いうちはまだいいかもしれませんが、歳をとっていくうちに腰が曲がってまっすぐにできなくなったり、
立ったり歩いたりすることが困難になり、日常生活に支障をきたすようになってしまうかもしれません。
腰の筋肉が硬い状態を弛緩させる対処法
では、どうすれば腰の筋肉を弛緩させ、柔らかくすることができるのでしょうか?
注射を打つことにあまり抵抗がない場合は、専門の病院で行われる医者による筋肉弛緩注射治療があります。
トリガーポイント注射とかボトックス注射とよばれる治療があり、即効性がありその治療効果は高いようです。
注射を打ちたくない、病院には行きたくない、でも腰の筋肉を柔らかくしたいと思う人も多いと思います。
では、どうしたら良いのでしょうか。
硬くなった腰の筋肉に対して、指圧やマッサージによってほぐせばよいでしょうか。
現役セラピストである私の意見としては、直接腰の筋肉をマッサージすることはあまりおすすめしません。
ましてや、強く腰を押したりすることは止めたほうがいいと考えます。
なぜなら、そのときは痛気持ちいいかもしれませんが、結果的に逆にさらに筋肉を硬くしていることになってしまうからです。
ただし、適切な指圧の仕方によっては、ちゃんと緩む場合もあります。
現役セラピストがすすめる実用的な対処法
では、さいごに現役セラピストである私の実体験から得た、実用的な対処法や対策などについてお伝えします。
1つ目は、お尻にある筋肉の過緊張を緩めることです。
お尻の真ん中に仙骨という骨があります。それから腸骨という骨があります。
そのキワあたりをよく観察すると、そこに過緊張して硬くなってしまった筋肉が確認できると思います。
そのコリをあまり強く押しすぎないようにほぐしていきます。
そうすると、固くなってしまった腰の筋肉が緩んで柔らかくなる場合が多いです。
2つ目は、骨盤を自然な状態に戻すことです。
腰の筋肉が固い場合は、だいたい骨盤が体の後ろ側に倒れすぎている、もしくは骨盤がねじれている可能性が大きいです。
よくやわらかいソファーでくつろぐ、あぐらをかく、脚を組むなどの習慣がある場合、このような不自然な骨盤の状態になっていることが多いです。
なので、ふだんから骨盤を自然な状態にするというように意識することが大切です。
簡単な方法としては、お腹をへこませて、腰の筋肉を伸ばすような意識をする頻度を増やすことです。
まだ他にも実用的な対処法がありますが、今回はこのくらいにして、また別の機会にお伝えできればと思います。
今回は、腰の筋肉が固いとき、それを緩めて柔らかくする対処法などについてお伝えしました。
さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございました。