「副交感神経を優位にしてリラックス状態をつくる方法を知りたい」
副交感神経を活性化してリラックス状態にさせる方法はいくつか紹介されています。
ここでは、現役セラピストが選んだ一般的にはあまり知られていないかもしれないけど、実際に使えて大いに効果が期待できる方法をお伝えします。
さて、どんな方法なんでしょうか?
一般的に紹介されている副交感神経リラックス法
まずは、雑誌や書籍、Webサイトなどで一般的によく紹介されている方法をあげてみましょう。
- 自分がリラックスできる曲や音楽を聞く
- トリプトファン、カルシウムなどリラクゼーション効果が期待できる成分が多く含まれている食べ物、飲み物を摂取する
- ぬるま湯で入浴する、ぬるめのお湯が入っている湯船につかる
- ストレッチしたり、軽い運動を行う
- 爪揉みなど、自分でツボと呼ばれている箇所を押してみる。自分でできない場合は、鍼灸院で鍼灸治療を受けてみる
- 深呼吸してみる
だいたい、このような方法が一般的に紹介されていると思います。
このような方法も試してみるのもよろしいかと思いますが、現場で実際の体験談が多くあり、大いにその効果が期待できるテクニックがあります。
さて、そのテクニックとはどんなものなのでしょうか。
現役セラピストがおすすめする副交感神経リラックス法とは
それでは、次に現役セラピストの私から、現場で実践して効果があると感じた人の体験談が多い方法をお伝えします。
この方法がうまくできると、次のような現象があらわれる人が多いです。
- 眠くなってくる
- お腹が鳴ったり、内臓が動き出す
- 手、足があたたかくなってくる
- 一時的に体がだるくなったように感じるけど、その後体がスッキリしてくる
- リラックス状態になれたと実感できる
それでは、次に具体的にどうすればよいかそのやり方を紹介します。
第3位:首の後ろ付け根辺りと腰の下の辺りをあたためる
自律神経の副交感神経が集まっているところが、首の後ろ付け根辺りと腰の下の辺り(お尻の上あたり)にあるそうです。
ここを何らかの手段によってあたためてやると副交感神経が活性化してくるようです。
カイロのようなあったかくなるグッズを利用してもいいでしょうし、
手のあたたかい人に首の後ろ付け根あたりと腰の下あたりに、しばらく手のひらを当て続けてもらうのもいいです。
第2位:肩甲骨内側の筋肉をやさしくほぐす
どうやら、肩甲骨内側にある筋肉の状態が自律神経のバランスに大いに関係しているようです。
自律神経のバランスが崩れている人、特に交感神経のはたらきが優位になりすぎている人は、肩甲骨が体の外側に広がって、肩甲骨内側の筋肉が異常に緊張している場合が多いです。
逆に、肩甲骨を背骨側に近づけるようにしたり、肩甲骨内側と背骨との間にある筋肉の緊張をやさしくほぐしてあげると副交感神経が優位になってくるようです。
私の経験からは、これを行うとかなりの確立で眠くなる、または眠ってしまいます。
第1位:ゆっくりと筋肉の緊張→弛緩を繰り返す
ゆっくりと少し時間をかけて、深呼吸をしながら筋肉を緊張させて弛緩させる、これを繰り返すとリラックス状態になってきます。
例えば、首の前のほうにある筋肉に対して行う場合、まずゆっくりと首の前のほうにある筋肉を伸ばすように上を向きます。
次に、上を向いていた顔をゆっくりと元に戻します。この一旦緊張させてその後弛緩させるという動作を深呼吸をしながら少し長めに行うといいでしょう。
この動作を一箇所に対して、5回~10回ぐらい繰り返します。
同じようにして、首の後ろにある筋肉、背中、お腹、腰、お尻、太ももなど体全体の筋肉に対しても一旦緊張させて弛緩させるという動作を行っていきます。
たぶん、途中で眠くなってくると思います。
いかがでしたでしょうか、最後までごらんになっていただきましてありがとうございました。
あなたのお悩みが解決することを願っています。