更年期障害と思われる不調でお困りですか?
顔のほてり、過度の汗、頭痛、肩こり、熟睡できない、疲れやすい、それにイライラ、他にもいろいろな不調
いろいろな対策をこうじてみます。
不足している栄養素を補う食事やサプリ、適度な運動、生活習慣の見直し、などなど
でも、なかなか改善しなくてさらに悩んでしまう人も多いです。
一方で、症状が軽減したり、体が楽になったりしている人もいます。
このような人たちは、どのような対策をとったのでしょうか?
ここでは、もっと早く知っていれば良かったとの声が多い改善方法を3つ紹介します。
更年期障害とは?その原因は?再確認
さて、その前に更年期障害について簡単に確認しておきましょう。
更年期障害とは、閉経前後の約10年間、体や心にあらわれるさまざまな不調のことをいいます。
自律神経失調症のひとつといわれる場合もあります。
顔がほてる、汗をかきやすい、手足の冷え、便秘・下痢、めまい、頭痛、肩こり、腰痛、睡眠障害、肌荒れ、イライラ、クヨクヨ、やる気がでないなどのいろいろな不調があらわれます。
その主な原因は、エストロゲンなどのホルモンが減少していくためといわれています。
あなたも同じような不調で苦しんでいらっしゃいますか?
では、このような不調を軽減することはできないのでしょうか?
どうしたら少しでも楽にすごせるのでしょうか?
更年期障害についての一般的な対策
まず、一般的によくいわれている対策をあげてみましょう。
- 休養
- 睡眠
- 運動習慣
- 栄養素のバランスが良い食事やサプリ
- 漢方薬
このような対策を実践しているけど、なかなか更年期障害の症状がやわらいでいかないと感じている人もいるかもしれません。
もっと、効果が期待できる対処法はないのでしょうか?
では、次に私がおすすめする、「もっと早く知っていれば良かったのに」という声が多い秘策を3つ紹介します。
更年期障害の対策、3つの秘策とは?
その1:女性ホルモン補充療法(HRT)を受けてみる
女性ホルモン補充療法(HRT)といわれても、日本では、まだまだ抵抗がある人が多いようです。
欧米では普通に行われているホルモン療法も、日本ではその啓蒙が遅れていたためか、治療を受けるにあたっては心配・不安を感じる人が多いようです。
体にやさしい低用量ピル、テストリオールという弱いホルモン剤もあり、これらはサプリメント感覚で気軽に服用できて安心・安全なのだそうです。
長い間更年期障害の不調で苦しんでいた人が、この低用量ピルや弱いホルモン剤(エストロゲン剤)を服用したら、劇的につらい症状が気にならなくなったという体験談も多いようです。
あまり迷っていないでちょっと勇気を出して婦人科の医師に相談してみることをおすすめします。
その2:自律神経のバランスを回復させる方法をためしてみる
更年期障害は自律神経のバランスが崩れているあらわれだという専門家もいます。特に副交感神経のはたらきが弱っているあらわれだといわれています。
ここでは、その副交感神経のはたらきを回復させることが期待できる方法を紹介します。
副交感神経のはたらきを高める方法はいくつかありますが、その中でも次の方法が比較的簡単で効果が期待できます。
(1)副交感神経のはたらきが弱っているような人は骨盤が閉じ気味な傾向にあります。なので、骨盤を開くようなはたらきかけをするとよいと思います。
お尻を床につけて座り、左右の足の裏を合わせます。上半身を床にできるだけ近づけていきます。
この動作を1日数回行うことを習慣にするとよいです。
(2)副交感神経のはたらきが弱っているような人は肩甲骨が体の外側に開き気味の傾向があります。なので、肩甲骨を背骨側に寄せるようなはたらきかけをするとよいと思います。
体の背面で手を組みます。肩甲骨を背骨に寄せるような動きをとります。
この動作を1日数回行うことを習慣にするとよいです。
その3:不足しがちな栄養素を積極的に摂る
更年期障害はエストロゲンとよばれるホルモンが減少していくことであらわれるといわれています。
なのでエストロゲン、またはそれに似た成分を補うようにすれば症状を低減、またはすこしでも発症をおさえることができます。
エストロゲンに似た成分といえば「大豆イソフラボン」がよく知られています。それから、「エスペリジン」という成分もあげられます。
これらの成分が含まれている、豆類やザクロやオレンジ、レモンなどを積極的に摂るとよいでしょう。
また、どうしても食事で摂れない場合は、これらの成分が多く含まれているサプリメントを摂ってもよいでしょう。
その場合、ちゃんと小腸で吸収する仕組みがあるサプリメントを選んだほうがよいので注意が必要です。
以上、更年期障害の対策で悩んでいるあなたに、私のオススメの秘策3つを紹介しました。
最後までごらんになっていただきまして、ありがとうございました。