胃がキューっと痛い・・・つらいですよね。

胃の痛みとともに、冷や汗や吐き気や下痢などの症状もあるかもしれません。

早くなんとかしたいですよね。



やはり一番の対処は、医師による薬などの適切な治療だと思いますが、

考えられる原因や病気の可能性を確認しておくことも重要ではないかと考えます。

そこで、今回は胃がキューっと痛いときに考えられる原因と病気の可能性、さらに今後予防するために重要なポイントもあげてみます。

胃のあたりがキューっと痛い原因は?

胃のあたりがきゅーっと痛い、またはキリキリするように痛い場合は、胃の筋肉が不自然に緊張または収縮している可能性が考えられます。

この状態を胃痙攣と呼ばれることもあります。



では、なぜ胃痙攣を起こしてしまうのでしょうか?

考えられる原因として可能性が高いことは、自律神経のバランスが乱れてしまったことです。

特に副交感神経が優位になり、機能しすぎてしまっていることが考えられます。



通常、自律神経の副交感神経が優位になると、胃の筋肉が収縮して、胃の中にある物の消化を助けるようにはたらくわけですが、

これがバランスを崩して、機能しすぎてしまい不自然に胃の筋肉が緊張したり収縮しすぎてしまうことがあります。

このとき、胃がキューっと痛くなったり、キリキリとした痛みを感じることがあるようです。

胃のあたりが痛いときはこんな病気の可能性あり

では次に胃のあたりの痛みとともに、他の症状もあらわれているとき、どんな病気の可能性があるのかあげてみます。


●急にお腹の上のあたりが痛い、吐き気や嘔吐、また熱もでた場合

→ 急性胃炎の可能性があります。


●みぞおち(心窩部)のあたりが痛い、お腹が空いているときに痛みが増す、それが続いている場合

→ 胃潰瘍、十二指腸潰瘍の可能性があります。


●みぞおち(心窩部)のあたりが痛い、胸のあたりが気持ち悪い、胃から何かが上がってくるような感じがある場合

→ 逆流性食道炎の可能性があります。


●みぞおち(心窩部)のあたりが痛い、吐き気や今にも吐いてしまいそうな感じがある、熱もある、だんだんとお腹の右下あたりが痛くなってきた場合

→ 急性虫垂炎の可能性があります。


●お腹の痛みと下痢や発熱をともなう場合

→ 細菌性腸炎、潰瘍性大腸炎の可能性があります。


なお、胃がんは早期ではあまり自覚症状がないことが多いそうで、胃炎や胃潰瘍と同じような症状があらわれることが多いそうです。

胃がキューっとなりにくくなる予防法とは

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では次に、胃がきゅーっと痛い症状を予防するにはどうしたらよいか、対処法をあげてみます。

前述したように、胃がきゅーっと痛くなってしまうのは、自律神経のバランスが崩れて副交感神経が優位になりすぎている可能性が高いようです。

なので、予防には、自律神経のバランスを崩さないことが重要と考えます。



では、この自律神経のバランスを整えてそれを崩さないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

巷には、いろいろな方法がとりあげられていますが、ここでは簡単なひとつの方法を紹介します。



私がおすすめする方法は、逆腹式呼吸という方法です。

通常、空気を吸うとお腹が少し膨れますが、これを逆にするのです。



では次にそのやり方を簡単に説明します。

まず、ゆっくりと体内の空気を吐きます。

次に、ゆっくりと空気を吸います。このときのポイントとして、お腹(下腹)を少しへこませた状態のままにします。

次に、もう空気を吸えなくなったら、少し呼吸を止めてもいいです。

そして、呼吸を止めることが苦しくなってきたら、ゆっくりと空気を吐き出します。

これらの動作をすきなだけ繰り返します。



これを毎日の習慣にすると、自律神経のバランスを崩しにくくなっていきます。



以上、今回は、胃がキューっと痛いとき考えられる原因と病気の可能性、さらに簡単な予防法をお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。