インフルエンザに感染したとき、洗髪したくてお風呂に入りたいけど、子供や家族に感染がひろがらないか心配になりますよね。
赤ちゃんや幼児がいるのなら、さらにその影響が心配になります。
インフルエンザはお風呂で感染するのでしょうか?しないのでしょうか?
また、いつごろからお風呂に入れるのでしょうか?何に注意してお風呂に入ればよいのでしょうか?
インフルエンザはお風呂で感染するのか、しないのか?
結論からいうと、
お風呂ではインフルエンザウイルスに感染する確率がかなり低くなる
ということが正解のようです。
なぜかというと、
インフルエンザウイルスというのは、温度が高い環境、湿度が多い環境が苦手だからなのだそうです。
風呂場は、ちょうどこのインフルエンザウイルスが苦手な環境にマッチしています。
なので、高温多湿の風呂場では、インフルエンザウィルスの生存率がかなり低くなります。
次のような研究論文があります。
温度が低く湿気も少ない(乾燥している)環境では、インフルエンザウイルスの生存率が30~40%なのに対し、
温度が高く湿気も多い環境では、インフルエンザウィルスの生存率は0%だったという報告です。
ちなみに、インフルエンザウイルスの生存率に、温度や湿度が影響しますが、実は紫外線の量も大いに影響するそうです。
インフルエンザにかかったとき、お風呂での洗髪の注意など
お風呂は高温多湿のため、インフルエンザウイルスの生存率がかなり低くなり、感染の可能性もかなり低くなるということですが、
お風呂に入るときに、注意しておきたいことがあります。
熱が下がって微熱になってから入る
洗髪などしたくて、いくらお風呂に入りたいと思っても、やはり高熱の状態でしかも寒気や悪寒がしている状態のときは控えるべきでしょう。
なぜなら、そのような状態でお風呂に入ると、体力が奪われ抵抗力に悪影響を与えてしまい治るのが遅くなってしまうからです。
なので、ある程度熱が下がって37度くらいの微熱になったらお風呂に入ってもいいでしょう。
家族みんなで共有しているようなものに触れない
インフルエンザウイルスの感染経路のひとつとして、接触感染があります。
シャンプーやリンスの容器など、家族みんなで共有しているようなものには触れないほうがより感染を避けることができるでしょう。
タオル類なども家族とは別のものを使ったほうがいいでしょう。
脱衣所は感染に注意
高温多湿のお風呂場ではインスルエンザウィルスする感染確率がかなり低くなりますが、
盲点として、脱衣所があげられます。
お風呂場と比べると温度が低く、湿度も低くなりますから、インフルエンザウイルスの生存率も上がり、その分感染しやすくなります。
なので、なるべくものに触れないとか咳をしないとかして、接触感染、飛沫感染、空気感染を防ぎたいところです。
最後にお風呂に入る
お風呂に入るタイミングですが、やはりインフルエンザにかかった人は最後に入るのがいいでしょう。
小さな兄弟や姉妹の場合、一緒にお風呂に入りたいかもしれませんが、
ここはよく言い聞かせて、インフルエンザに感染してしまった兄弟、姉妹は最後に別で入るのはしょうがないでしょう。
ちなみに、湯船につかった場合、そのお湯は大丈夫かと心配になると思います。
専門家いわく、体がつかったお湯は感染の心配はないということですが、
おそらく気分的にNGの人が多いと思いますので、流してしまって新しいお湯にかえるのが無難でしょう。
さいごに
私はなかなか風邪をひきませんし、インフルエンザにもかかりません。
ワクチンの予防接種はしませんが、めったに感染しません。
私以外の家族は毎年予防接種します。でも、よくインフルエンザにかかります。
なぜでしょうか?
やはり抵抗力、免疫力が高いのでしょうか。
普段から意識して気をつけているシンプルな習慣が抵抗力や免疫力に良い影響をあたているのかもしれません。
私が普段から意識してい気をつけていることは、
正しい姿勢、深呼吸、バランスのとれた栄養素の摂取、質の良い睡眠、よく笑うことなどです。
以上、今回はインフルエンザに感染したときのお風呂に関することなどを中心にお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。