「あれっ、なんだかお腹が冷たい!?」「疲れやすく、なかなか疲れがぬけない」「他にもいろいろ体調不良が・・・」
このようなお悩みで困っている人がいます。
このような人は、もしかしたら、内臓が冷えてしまっているのかもしれません。
内臓が冷えてしまっているせいで、いろいろな体の不調があらわれてくるようです。
内臓の冷えを改善することで、今まで困っていた不調が軽減、または気にならなくなっていく可能性が高いです。
何か良い改善方法はあるのでしょうか?
ここでは、現役セラピストから実際に良い結果がでている改善方法、具体的な対策を紹介します。
こんな不調は内臓が冷えていることが原因かも
内臓が冷えているために、さまざまな症状があらわれて、その不調で困っている人たちがいます。
- お腹のあたりが冷たく感じる。お腹が硬い
- いつも体が重たく、だるいような感じがしている
- 風邪をひきやすくなったように思う。なんだか病気に罹りやすくなったようだ
- 便秘がちだし、下痢にもなる
- 頻繁にお腹が痛くなる
- よく膀胱炎になる
- お腹やお尻が冷たくて、よく眠れないこともある
などなど
あなたも同じような症状で困っていますか。
なかなか症状がよくならずにずっと悩んでいる人がいる一方で、だんだんと症状が軽減していき改善したとの実感をえた人もいます。
改善したと実感した人は、一体どんな対策をとったのでしょうか?
なぜ、内臓が冷えてしまうことがあるのか?
その前に、なぜ内蔵が冷えてしまうのでしょうか?
考えられる原因をあげてみましょう。
ちなみに、内臓が冷えてしまったためにあらわれる不調を、一般的に内臓型冷え性と呼ばれているようです。
この内臓型冷え性は、気温が寒い冬場よりも気温が暑い夏場のほうがつらくなる人が増えるようです。
では、なぜ冬よりも夏のほうが内臓型冷え性で苦しむ人が増えるのでしょうか?
そのひとつは、クーラーなどによる冷房の影響があげられます。
会社、職場やお店では冷房がききすぎていて寒すぎる、外にでると気温が高いので暑すぎる、この差に体温を調節するはたらきがついていけず、自律神経が狂ってくる場合があるようです。
自律神経のはたらきが狂ってくると、本来内臓をあたためなければならないときに、手足や顔などをあたためてしまうというおかしな状態におちいってしまうケースが増えてくるようです。
それから、やはり夏は暑いので冷たいものが欲しくなります。
冷たいものを飲んだり食べたりした瞬間は心地よいのですが、それが度を過ぎてしまうと胃腸をはじめとする内臓が冷えてきてしまうようです。
これらをはじめさまざまな要因によって、夏のほうが内臓が冷えてしまってさまざまな不調が体にあらわれて苦しんでしまう人が多くなる傾向があります。
では、このようなつらい状態になったとき、どうすれば改善するのでしょうか?また、そうならないようにするためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?
簡単だけど驚きの結果がでやすい内臓冷え改善方法とは
まず、ひどい胃腸障害、腹痛、下痢、便秘、または膀胱炎にかかってしまったら、すぐに内科、消化器科、婦人科などの病院に行って、医師から整腸剤や漢方薬を処方してもらうことです。
あまり病院に行きたくない、あまり薬を飲みたくないという考えを持っている人もいると思いますが、やはり私たちは現代医療、薬によってだいぶ救われているのが事実で、現代生活をするうえではなくてはならない存在になっています。
このような状況を素直に認めて、対症療法という観点からでも現代医療、薬をうまく利用していくことがよろしいかと思います。
それと平行して、本来私たちが持っている自然に改善する力、自然に治す力が最大限に発揮できるように、根本的に体質を変えていくという対処がベストではないでしょうか。
では、次にセラピストという立場から、なるべく自然に改善する力、自然に治す力があらわれやすくして、内臓が冷えてしまうという悩みを解消するようなテクニックや対策を紹介します。
今回紹介するテクニックは、ある特別な呼吸法です。
あまり複雑なテクニックや難しい方法は、途中でやめてしまい長続きしない場合が多く、望む結果をもたらしません。
なので、より簡単で毎日できて継続しやすいような方法がのぞまれます。
ここで紹介する特別な呼吸法も簡単で継続しやすく結果がでやすいテクニックです。
この方法を実践し続けていくと、体の中からぽかぽかと暖かくなっていくのが実感できるようになっていきます。
体の中からあたたかくなると、内臓の冷えも改善されて、本来の内臓の機能が正常にはたらくようになり、不調を引き起こしにくくなり、もし調子が悪くなってもすぐに回復していきます。
では、具体的にどのように行うのかそのやり方をお伝えします。
(1)代謝が高まるような姿勢をとります。
代謝が高まるような姿勢とは、骨盤を立てて、背骨が本来の自然なカーブをとれるようにし、肩甲骨を背骨側によせ、頭が胴体の真上にくるような姿勢です。
(2)空気を吸うとき、少し下腹を引っ込めて、お尻の穴を閉じるようにします。
それと同時に、下腹の奥の方に注意を向けて、吸った空気がそこに集まるような意識を持ちます。
(3)空気を吐くとき、お腹とお尻の穴を緩めます。
それと同時に、下腹に集まった空気がそこから全身に拡がっていくような意識を持ちます。
今回は、内臓が冷えてお困りの方に向けて、少しでも悩みが解消するようなヒントをお伝えしました。
最後までごらんになっていただきましてありがとうございました。