心臓に悪い食べ物とはどんなものでしょうか?
知らずに心臓に悪い食べ物を食べ続けていて、もしかしたら突然・・・
なんてことになるかもしれません。
こんなことにならないように食べ物に注意したいですね。
では、どんな食べ物が心臓に悪いのでしょうか?
心臓の病気について改めて確認
心臓に悪い食べ物とはどんな食べ物でしょうか?
その前に、心臓の病気について簡単に確認しておきましょう。
心臓の病気としてあげられる疾患に、虚血性心疾患があります。
虚血性心疾患とは、簡単にいうと心臓の筋肉へ血液を送る冠動脈という血管に異常が生じて、血流が悪くなってしまうという病気です。
虚血性心疾患として、狭心症や心筋梗塞などの病気が分類されています。
心筋梗塞は命に関わってくる可能性が高い病気として知られていますね。
では、なぜ、心臓の筋肉へ血液を送る血管に異常が生じてしまうのでしょうか?
その原因のひとつに、血液中のコレステロール値が高くなってしまう(高脂血症)症状があげられます。
したがって、コレステロールが多いような食べ物が心臓に悪い食べ物のひとつとしてあげられます。
心臓に悪い食べ物、意外な落とし穴とは?
コレステロールが多い食べ物は、玉子、肉類、マヨネーズなどがあげられます。
これらの食べ物にはコレステロールが多いわけですが、身体にはある程度コレステロールは必要な物質ですので、食べ過ぎないようにバランスに気をつけることが大切です。
ところで、こんな落とし穴があることをご存知でしょうか?
コレステロールが多い食べ物とは別に、コレステロールを上げる食べ物があります。
ケーキ、アイスクリームなどのスイーツやバター・チーズなどの乳製品、他などがあげられます。
最近はパンを食べる人が増えていますよね。朝食として、ごはんではなくて、食パンという家庭も多いでしょう。
食パンにバターをぬって食べるという人もいるでしょうが、前述したようにバターはコレステロールを上げる食べ物ですので、これを知っている人はマーガリンを使うことが多くなるでしょう。
実は、このマーガリンが落とし穴なのです。
私たちの体に必要な栄養素として脂質があげられます。
脂質のひとつに脂肪酸があります。脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。
簡単にいうと、飽和脂肪酸は固いあぶら、不飽和脂肪酸は柔らかいあぶらです。
健康のために、不飽和脂肪酸が多く含まれる食材をとることがすすめられています。
この不飽和脂肪酸という成分は、コレステロールを下げるはたらきがあるといわれています。
マーガリンは不飽和脂肪酸に分類されるので、コレステロールを下げたい人はバターではなくマーガリンを使うことが多くなってきたのです。
しかし・・・
最近は、実はマーガリンはコレステロールを下げるという不飽和脂肪酸のはたらきを邪魔しているという研究結果がでているようです。
また、マーガリンにはトランス型の脂肪酸が含まれています。
このトランス型の脂肪酸というのが体によくないのでは?と専門家からいわれることが多くなっている状況です。
なぜトランス型の脂肪酸が体によくないかというと、簡単に言うと人工的につくられたものなので、体内で不自然なはたらきをするリスクがあるからなのだそうです。
具体的には、心臓病、アレルギー、肥満などにつながるリスクがあるそうです。
以上、今回は、心臓に悪い食べ物について参考にしていただきたい情報をお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。