朝、便を出す方法を探していますか?
便秘で悩んでいる人は多いですよね。毎朝、便通がなくて心配になっている人もいるでしょう。
便秘はただ便が出ないということが問題ではなく、それが腸の病気の原因になったり、
他にもさまざまな体や心の不調を起こしかねないという危険性をはらんでいます。
なので、毎日ちゃんと便意があり、便通もあることが望ましいです。
今回は、特に、朝、便を出すのに良い方法をお伝えします。
便意、便通がないことは思っている以上に大問題
便秘になってしまうと、なかなか便意をもよおしません。なかなか便通がありません。
便意が起きてトイレに行っても、なかなか便が出ません。
便が出ても、非常に硬い場合やものすごく臭い場合が多いです。
おならも臭くなりやすいし、体重も増加してしまいます。
気分もすっきりしません。
そればかりではなく、腸内環境が悪くなり悪玉菌が勢力を増してしまいます。
そうなると、肝臓にも負担をかけすぎてしまうことになってしまいます。
また、早く老化してしまう要因のひとつにもなりますし、免疫力も下げてしまう要因のひとつになってしまいます。
最悪の場合、命の危険を伴う重篤な病気にもかかってしまう可能性もあります。
このように、便秘をなんとかしなくてはならないたくさんの理由があるのです。
朝、便を出すにの良い方法や対策
では、どのような便秘対策があるのでしょうか。次にいくつかあげてみましょう。
まず、うまれつき腸が便を出しにくい形になってしまっているという場合があります。
この場合は、手術をするなどの対策をとる必要があります。
次に、腸内環境を整えることがあげられます。
腸内環境を整えるために、積極的に食物繊維を摂取したり、乳酸菌やオリゴ糖なども積極的に摂ることが大切といわれています。
ちなみに、乳酸菌といえばヨーグルトをはじめとする乳製品を思いつく人が多いと思いますが、
実は、植物性の乳酸発酵食品を摂ったほうがより良いそうです。具体的には、漬物とか味噌とか醤油のような食べ物をとったほうがよいそうです。
それから、自律神経を整えることがあげられます。
腸は第2の脳と呼ばれることがあり、脳と同じような神経が多く通っているそうです。
そのような腸が自律神経を介して脳とつながっており、心的なストレスなどを感じると、脳から自律神経を通って腸につたわり、
腸の蠕動運動が正常にはたらかなくなり、便秘がひきおこされてしまうことになってしまうようです。
自律神経を整えるためには、体操やストレッチなどをしてリラックスすることが効果的です。
現役セラピストがおすすめする朝便を出す方法
さいごに、現役セラピストの私から実体験から得た実用的な対策を紹介します。
まずは、毎朝、何か食べ物を食べるということです。
便秘だからあまり食べないという人もいるかもしれませんが、これは逆だと考えます。
なぜなら、体の機能として、体の中に何かが入ったらそれを出すというはたらきをするようになるはずだからです。
次におすすめする対策は、朝食をとったらトイレにいくことを習慣化するということです。
毎日同じ時間に朝食をとって、その後毎日同じ時間にトイレにいくことを習慣にして、体に覚えこませるようにします。
トイレにいったけど便が出ない日もあるかもしれませんが、それでも毎日便器に座るというような同じ行動をとるようにします。
次におすすめする対策は、呼吸法によって自律神経を整えることです。
便秘の場合は、自律神経のはたらきが乱れていることが原因である場合が多いです。
自律神経のはたらきが乱れているとき、その多くの場合、交感神経が優位な状態が多くなっています。
交感神経が優位な状態が多いときは、内臓の動きがおさえられてしまうことが多くなります。
そのため大便をつくり排便するために必要な腸の蠕動運動などもよくはたらかなくなってしまいます。
これを改善するために、つまり副交感神経もちゃんとはたらくような対処をとります。
さまざまな対処法がありますが、私は呼吸法がよいのではないかと考えています。
次にその具体的なやり方をしめします。
やり方は簡単です。
息を吸うときに、下腹を少しへこませます。それと同時にお尻の穴(肛門)を引き締めるようにします。
息を吐くときは普通に自然に息を吐きます。
これらの動作を繰り返すだけです。
実は、腰や仙骨あたりに副交感神経の束が集まっています。
このような呼吸を行うことで、その副交感神経の束に良い刺激が伝えて、副交感神経のはたらきを促進するようにします。
これらの対策をとることによって、だんだんと朝気持ちよくすっきりと便が出るようになってくることが大いに期待できます。
今回は、朝、便を出す方法などについてお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。