下半身の冷え性を改善する方法や対策を探していますか?
下半身の冷え性はつらいですよね。脚が冷えて、足の指先がしもやけになったり、暑い夏でも冷えている人もいます。
さらに、むくみがあらわれてしまい、足首が太くなったり、足の甲がふくらんだりしてしまいます。
今回は、下半身の冷え性でお困りの人に向けて、効果が期待できる改善方法などをお伝えします。
下半身の冷え性を改善するオススメ対策 その1
冷え性を改善するための対策としてあげらることに、体を動かすというやり方があります。
有酸素運動、筋トレ、ストレッチ、ヨガなどがあげられるでしょうか。
現役セラピストである私がおすすめする方法は、筋トレです。
なぜなら、体温と筋肉の量は大いに関係があるからです。
筋肉によって体の熱がつくられるといわれています。
また、筋肉の量が多いと基礎代謝がより活発になるといわれています。
基礎代謝が活発になると体温もあがります。
なので、筋肉の量が少ないと体が冷えてしまう確立が高くなり、筋肉の量が多いと体温があがってくる可能性が大きくなります。
なお、筋トレすると腕や脚が太くなってしまうのではと心配する人もいるかもしれませんが、
その心配は無用なようです。逆に余計な脂肪が落ちて、きれいな体になりやすいです。
できたら、専門のトレーナーの指導を受けて筋トレしたほうがいいです。
自己流で筋トレすると、あまり筋肉の量が増えなかったり、満足できる結果になりにくいからです。
下半身の冷え性を改善するオススメ対策 その2
他の改善策はどうでしょうか。
冷え性を改善するための対策としてあげらることに、東洋医学の知恵があります。
漢方薬、ツボを鍼やお灸で刺激するという治療などです。
私の意見としては、東洋医学の知恵はかなりおすすめです。
ただし、注意したいこともあります。
まず、漢方薬ですが、ちゃんと脈診ができてトータル的な体の状態をよく把握できる専門家(医師)が処方する漢方薬を服用されることをおすすめします。
このような専門家が処方した漢方薬を服用すれば大いに改善が期待できるからです。
それから、ツボを鍼やお灸で刺激するという治療法ですが、
これもちゃんと脈診ができたり、体に流れているといわれている氣の動きがわかる専門家が行う鍼灸治療を受けることをオススメします。
このようなちゃんとわかっている専門家による鍼灸治療を受けると、みるみると冷え性が改善することが大いに期待できます。
ちなみに、よく本や雑誌、サイトなどでツボが解説されていますが、実際は素人がそこで解説されているツボ(らしいところ)を指で押しても、ほとんど効果は期待できないでしょう。
現役セラピストがすすめる改善策
さいごに、現役セラピストとして活動してきたなかで、わかってきた私がおすすめする改善法を紹介します。
それは、良い姿勢を意識することと呼吸法です。
多くの人も同じようなことを提案しているかもしれませんが、私も同じ意見です。
残念なことに、姿勢や呼吸をあまり重要視していない人がまだまだ多いかもしれませんが、
ここにこそ本質的に根本的に体を変える要因があると考えます。
では、どのような姿勢をとり、どのような呼吸をすればよいのでしょうか?
多くの専門家からさまざまな方法が紹介されていますが、ここでは私がいろいろと検証してきたなかで効果が期待できる改善策を紹介します。
まず、おすすめの姿勢です。
1.下腹を少しへこませる感じにして、骨盤を立てるようにします。
2.肩甲骨を背骨の方に寄せるような意識をします。
このとき、腕の付け根を少し体の外側にまわして、手のひらを体の前側に向けます。
3.頭・首を起こします。体の横から見たとき、耳と肩の位置が同じような位置になるようにします。
パソコンなどデスクワークをしているときはこのような姿勢をとることは難しいと思いますから、
一区切りついたときとかに、このような姿勢をとるように意識するといいと思います。
次に、おすすめの呼吸法です。
1.まず、ゆっくりと息を吐きます。
2.ゆっくりと息を吸います。
このとき、下腹を少しへこませます。それと同時にお尻の穴(肛門)をできるだけ締めます。
また、吸った空気をお腹の下の方へ押し付けるイメージで体の中に入れていきます。
3.吸えなくなったら、ゆっくりと息を吐きます。
このとき、吐いた空気が全身から放射状にでていくようなイメージをします。
特に、下半身が冷えて困るひとは、足の先から暖かい空気がでていくようにイメージします。
4.2と3を好きなだけ繰り返します。
もしこのような呼吸が苦しいのであれば、間にいつも行っている自然な呼吸をはさんでもいいです。
今回は、下半身の冷え性を改善するような対策についてお伝えしました。
さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございました。