朝起きると首が痛いことありますよね。
頭首を少し動かしただけでもかなり痛みを感じたり、そのせいで首が回らないときも多いです。
なぜ、朝起きると首が痛くなってしまうのでしょうか?その原因はなんでしょうか?
また、そうなったときはどのような対処をとればよいのでしょうか?
今回は、朝起きると首が痛いときの意外な原因と簡単で効果が期待できる対処法を紹介します。
朝起きると首が痛い場合の一般的にあげられる原因
では、さっそく朝起きると首が痛い場合の原因をあげてみましょう。
まずは、Webサイトなどでよくあげられている一般的な原因をいくつかあげてみましょう。
・枕があっていない
・睡眠不足
・体の疲れがとれていない
・内臓の疲労
原因として一番あげられるのは、枕があっていないことです。
確かに枕が自分の首の形に対して、高すぎたり低すぎたりしたら、長時間その枕を使って寝ていれば首に不自然な負荷がかかり、痛くなることは想像できますよね。
枕を疑う場合は、ひとまず今まで使っていた枕を使用することをやめて、タオルなどを使って枕代わりしてみるとよいそうです。
タオル折り方、丸め方などを変えることによって、いろいろと高さを変えてみて、それを使って寝てみたときの首の具合を観察してみるといいそうです。
いくつかのパターンを繰り返すことによって、しっくりする枕の高さがわかるかもしれません。
次に、慢性的な体の疲労と睡眠不足があわさって、疲れが抜けきれないまま朝を迎えると、首をはじめ体のあちこちが痛くなる場合があるようです。
それから、内臓を酷使するような食生活や生活習慣を続けると、内蔵に負担がかかりすぎ疲労してきてしまい、それが原因で首が痛くなることがあるそうです。
睡眠中、体は自ら回復しようとするわけですが、そこには優先順位があって、まずは内臓の回復を優先させるそうです。
内臓が疲れすぎていて回復が間に合わない場合は、内臓以外の体の部位の回復にまで手が回らずに、首をはじめ他の部位の疲れが残ったままになり痛みとして感じる場合があるそうです。
寝違えの意外な原因とは
朝起きたとき首が痛い場合は、よく寝違えたといわれますよね。
この寝違えの状態になったときは、朝起きようと思っても首が痛くてなかなか起きられなかったり、
やっと起き上がっても、頭をちょっと傾けたり、回そうとしただけでものすごく痛みが走ることが多いです。
一般的には、寝違えは首の捻挫といわれています。対処としては、しばらく首を動かさないで安静にしていることが良いとされています。
ですが・・・
セラピストとして多くの人が回復するサポートをしきた経験から、実は寝違えは意外なところが原因じゃないかなと実感しています。
私の実感では、次のような体の部位の異常が首の寝違えの原因ではないかと考えています。
・胸の上あたり
・わきの下
・腕、特に肘周り
・腰、特に仙骨の上あたり
・太ももの内側、お尻近く
・側頭、こめかみ
・足の指
首の寝違えで困っているとき、上でしめした部位の緊張をとってあげると、比較的早めに首の痛みが和らぎ本来の状態に戻っていくことが多いです。
痛みのある首を直接揉んだり、ほぐしたりしないほうがいいです。
首ではなく、上でしめした部位のどこかに硬くこっているようなところがあるはずです。それを見つけて、やさしくほぐしてあげると首が楽になっていくことが多いです。
なお、毎日頭痛があるとか手や腕がしびれるというような症状が続く場合は、首のヘルニアをはじめ深刻な病気が隠れている可能性がありますから、少しでも早く整形外科など病院に行って医師に診てもらうことをおすすめします。
以上、今回は、朝起きると首が痛い原因と対処法などをお伝えしました。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。