「ん、声がかすれる・・・」
「気のせい気のせい」「そのうち治るだろう」
その声がかすれる状態、
本当に放っておいていいですか?
声がかすれる症状が、深刻な病気の兆候だとしたら・・・
声がかすれる症状があらわれる病気にはどんなものがあるのでしょうか。
確認しておきましょう。
声がかすれる症状がこんな病気のあらわれだったなんて
まずは、声帯結節という病気があげられます。
声やのどを使いすぎるとこの病気にかかってしまう可能性があるそうです。
次に、声帯ポリープがあげられます。
声帯に炎症ができたり、良性の腫れができてしまう病気です。
次に、喉頭炎があげられます。
のど(喉頭)の粘膜にできる炎症です。急性の炎症は急性喉頭炎とよばれて早めの治療が必要です。
次に、急性喉頭蓋炎があげられます。
のどの奥にある喉頭蓋が腫れてしまって、気道をふさいでしまう病気です。
気道がふさがれてしまっては呼吸ができなくなってしまう危険がありますから、早急に対処しなくてはならない病気です。
次に、喉頭がんがあげられます。
のど(喉頭)に悪性の腫瘍ができてしまう病気です。
それから、次のような病気が原因でも声がかすれる症状があらわれる場合があるそうです。
・甲状腺機能低下症
・副鼻腔炎の影響
・心臓の血管の瘤
・肝臓の異常
声がかすれる症状を放っておいて本当に大丈夫ですか
声がかすれるという症状は、炎症や腫れが原因であらわれているものがありますが、
中には、気道がふさがれてしまい呼吸ができなくなり、命の危険につながるものや
癌(がん)という発見が遅く適切な治療ができないと命の危険につながるものもあります。
「声がかすれているくらい大丈夫だろう」
「少しの間声を出さないようにして休めていれば元にもどるだろう」
本当に大丈夫なのでしょうか?
「病院に行って検査してもらえばいいのだけれど、毎日仕事が忙しくて・・・」
「医者に診てもらったほうがいいのはわかっているけど、なかなか時間がとれなくて・・・」
ずっと仕事の忙しさ、時間の無さを理由にしていて、本当にいいのでしょうか?
後になって絶対に後悔はしないでしょうか?
「あのとき、時間をとって精密検査していればよかった」
と悔やんでも悔やみきれなくはならないでしょうか?
あなたに何かあったら、そばにいる人たちはどうなってしまうでしょうか。
何よりも優先度を上げて、病院(まずは耳鼻咽喉科)で適切な検査と治療を行ってもらうのはいかがでしょうか。
最後までごらんになっていただきまして、ありがとうございました。