足の疲れをとる方法を探していますか?
サッカーや陸上競技などのスポーツを行っているため、毎日朝も夜も部活動を行っているために、とにかく足が疲れていますか。
それとも、旅行で歩き回ったために、足が疲れてしまいましたか。
できるだけ早く脚の疲れをとって、またスポーツや旅行を楽しみたいですよね。
では、どんなことをすれば、足の疲れがとれるのでしょうか?
また、何に注意すれば、最も効果的に脚の疲れを取ることができるのでしょうか?
ここでは、現役セラピストの観点から実際に使える対処法、改善法を紹介します。
足が疲れて困っています。早く疲れをとりたいです
脚の疲れでお悩みで困っている人たちがいます。
- ほぼ毎日立ちっぱなしの仕事をしていて、時間が経ってくると足がパンパンになって疲れてしまう。
- 仕事で一日中よく歩き回る。一日が終わるころには歩き疲れてしまう。
- 毎日、朝、夕方、夜と部活の練習が大変。家に着くと足が重く感じて、つかれがどっとでる。
- 偏平足のせいか、足の裏がよく疲れる。
- 旅行中いろんなところを観光したくて、歩き回ったため、足裏やふくらはぎに疲れが溜まってしまった。
あなたも同じような悩みで困っていますか?
仕事や部活や旅行で、足に負担がかかるような動きをしていれば疲れてしまうのは無理もありません。
でも、その疲れを上手に早く取り、すっきりとした状態で、また仕事や部活や旅行にのぞむことができる人がいます。
あなたもそうしたいですか?
そのような人たちは、一体何をしたのでしょうか?どのような対処をとったのでしょうか?
一般的な足の疲れをとる方法とは
まずは、雑誌や本、またはサイトなどによく載っている一般的な対処法をあげてみましょう。
1.冷やす、温める
足が疲れてしまったと感じたときは、まずは冷やすこと・アイシングをすすめる人が多いですね。
一番良いのは氷を入れた袋で足を冷やすことだそうです。それができなければ、冷水を足にかける、冷湿布を足の裏やふくらはぎなどに貼ってもいいでしょう。
また、冷やすことと温めることを交互に行うことも効果が期待できるそうです。
2.マッサージやストレッチをする
脚をマッサージしたり、ストレッチを行うことをすすめる人も多いですね。
足の指を広げてあげたり、伸ばしてあげたり、足首を回したり、ふくらはぎを揉んだり、膝の裏ももんだりすると良いようですね。
リンパの流れを意識して下の方から上の方へやさしくリンパマッサージすることもすすめられています。
なお、お風呂に入浴中、浴槽の中では脚は揉まないほうがよいようですから注意が必要です。
マッサージやストレッチを行うことで、乳酸やその他の老廃物をためないように、流れやすいようにできるようですね。
3.眠るとき工夫する
夜眠るときに、足枕などを使って、足を高くして眠るとよいそうです。
専用の足枕がないときには、足首にタオルを巻いて足枕の代わりにするとよいようです。
4.疲労回復によい栄養素を摂る
疲れをとるには、栄養素を摂ることも大切です。
特にビタミン、ミネラルを適切にとることが重要になってきます。
そのなかでもよくすすめられている栄養素は、クエン酸、パントテン酸、ビタミンB群(特にビタミンB1)、ビタミンCなどがよくあげられます。
食材としては、豚肉、ほうれん草、ゴマ、レバー、落花生、さつまいもなどでしょうか。
これらの食べ物をとれない場合は、サプリメントで栄養素を補ってもよいでしょう。
5.ツボを押す、お灸をする
足の裏やすね、ふくらはぎなどにあるといわれているツボを押したり、お灸をしたりすることをすすめている人もいます。
ただ、本来のツボは素人にはよくわからなかったり、適切な刺激ができませんから、腕の良い鍼灸師に施術してもらったほうがいいです。
ここまで、一般的に紹介されている対処法や改善法をあげてみました。
これらの方法を実践されてみるのもよろしいかと思いますが、セラピストの私の観点から、もっと効果が期待できる方法があります。
さて、その方法とはどんなやり方でしょうか?
セラピストが厳選した脚の疲れをとる方法3つ
ここで紹介している対処法は、あまり見かけないかもしれませんが、実は足の疲れをとるために非常に重要なポイントになります。
なので、先に紹介した一般的な対処法とあわせて実践してみられることをオススメします。
では、具体的にどのようなことをするのか説明します。
1.お尻にある筋肉のコリをとる
足の疲れをとるために、足の裏をもんだり、ふくらはぎを揉んだりしますが、さらにケアしておきたいところがあります。
それは、お尻にある筋肉のコリです。
お尻のなかでも、次にしめすようなところがよくこってしまうので、ここの緊張をとって緩めてあげましょう。
- 大腿骨と呼ばれている太もも奥にある大きな骨の頭(大転子)まわり
- 骨盤の上のふち(腸骨稜)あたり
- 仙骨のきわ(仙腸関節)あたり
これらがよくわからないときは、中腰の姿勢になったときお尻にある筋肉を触ってみて、硬いなと感じたところをよくほぐしてあげましょう。
2.腓骨を正常な位置に戻す
足が疲れやすい人は、腓骨とよばれている骨が本来の位置よりも体の前側にずれてしまっている、または本来の位置よりも下がってしまっている場合が多いようです。
そのため、膝から下が少し曲がっているように見えるかもしれません。
このような状態になっていると、脛の筋肉、足首、土踏まず、膝の裏あたりが硬くこりやすくなり、疲れがたまりやすくなっています。
すねや足の裏を揉んでも、叩いても、なかなか柔らかくならないときは、この腓骨を本来の位置に戻してあげるとコリがとれたりします。
体の前側にずれてしまっている、または下がってしまっている腓骨を自分で上げて体の後ろの方に戻すようなことを行ってみるのもよいですが、ちょっと難しいかもしれません。
そんなときは、接骨院(整骨院)の柔道整復師や整体師などの専門家の力を借りましょう。
3.立ち方を見直す
脚を冷やしても、マッサージしても、栄養素をとるようにしてもなかなか疲れがとれないときは、そもそも立ち方が悪く、脚に負担がかかりすぎているのかもしれません。
かなり多くの人は、足の外側に体重がかかった立ち方をしています。O脚、またはガニ股のような状態といってもいいかもしれません。
それから、つま先の方、またはかかとの方に体重がかかりすぎている人も多いです。
実は、もっとも足が疲れない、さらに体全体的に疲れない立ち方があります。
それは、内側のくるぶしの下あたり(土踏まずのかかと側)を意識して立つことです。
それから、足の親指をちゃんと地面や床に着けるようにするという意識を持つことも大切です。
以上、セラピストの観点から3つの足の疲れをとる方法を紹介しました。
いかがでしたでしょうか。最後までごらんになっていただきましてありがとうございました。
あなたの悩みが少しでも解決できるよう願っています。