原因がよくわからずに、脚がむずむずして困っていませんか?
- 夜寝るときに、足の指や足のうら、足首などがむずむずしてきて、じっとしていられなってしまい良く眠れない
- 仕事や勉強をしようと思って椅子に座ると、なぜか脚がムズムズ、そわそわしてしまって作業に集中できなくなる
- ムズムズ、そわそわの他にもかゆい場合があったり、痛い場合もある
- 足(脚)だけでなく、手や腕、背中にも同じような症状があらわれるときがある
- 症状がかなり気になってきてしまい、イライラもしてきたので早くこの苦しみから解放されたい
脚がむずむずする辛さは、他人にはわからないかもしれないけど、本人にとっては大問題ですよね。
今回は、このような悩みをお持ちのあなたの悩みが解決するような3つの対策を紹介します。
これがきっかけとなって
- 布団やベッドに入ったらすぐに眠れて、朝までぐっすりと良質の睡眠ができるようになる
- 勉強や仕事にも集中して取り組むことができ、よい結果をだせるようになる
- イライラが減って、心が落ち着いていき、物や他人にあたることがなくなる
きっと、このようなうれしい状態になることにつながっていきます。
脚のむずむず感を解消する3つの簡単にできる対策
体の後ろで両手を組んで肘を伸ばす
足がむずむずしてきたり、なんだかそわそわしきたら、体の後ろで両手を組んで肘を伸ばすような動作をします。
「そんな動作で足のむずむずがおさまるの?」
はい、この動作を行うことによって足のむずむず感やそわそわ感が落ち着く場合が多いです。
なぜなら、この動作を行うことによって背骨が刺激されます。また、胸が開くような姿勢になります。
背骨が刺激されることと胸が開くような姿勢になることで、実は自律神経のバランスが整いやすくなります。
足がムズムズする症状が生じる原因のひとつと考えられることに、自律神経のはたらきのバランスが狂ってしまった可能性があげられます。
狂ってしまった自律神経を整える方法はいろいろとあげられますが、その1つとして、体の後ろで両手を組んで肘を伸ばす動作をすることがあげられます。
このように、この動作をとることによって、自律神経のはたらきが整いやすくなり、足のむずむずが落ちついていく場合があるからです。
「具体的にどうすればいいの?詳しく教えて」
では次に、簡単にできる足のむずむず解消テクニックの1つを紹介します。
1.体の後ろ側で両手を組みます。
2.体の後ろ側で両手を組んだ状態で左右の肘を伸ばしていきます。
3.体の後ろ側で両手を組んだまま、できるだけ左右の肘を近づけます。
4.可能ならば、その組んだ腕を体の上のほうにあげていきます。
5.そのまましばらくその状態をキープします。「気持ちがいい」と感じてくると思います。
これだけです。簡単ですよね。
この動作を行うタイミングは、むずむず感やそわそわ感が出始めたときがいいと思います。
また、朝目覚めた後、夜眠る前に行うことを習慣にするとさらにいいです。
脚を前後に開いて体を上下にゆっくりと動かす
左右の脚を前後に開いて、上半身と腰・お尻を上下にゆっくりと動かします。
「なんでこんな動作をするの?」
なぜなら、このような動作を行うことで脳内伝達物質の分泌がうながされるからです。
脚がむずむずする症状は、脳内伝達物質(特にドーパミンという物質)の分泌が不足していることが原因の1つではないかと考えられています。
実は、筋肉トレーニングをすると脳内伝達物質の分泌が促進されることがさまざまな研究からわかっています。
筋肉のなかでもお尻や太ももの筋肉が一番大きく、このような筋肉に対して筋トレを行うと効果的なのです。
上記のような動作を行うと、お尻や太ももの筋肉に対して効率よく刺激することができ、より効果的に脳内伝達物質の分泌が促進されることが期待できるのです。
「具体的にどんな動作をすればいいの?」
では次に、具体的な動作を説明します。
1.左右の脚を前後に開きます。前にくる足は右でも左でもどちらでもOKです。
2.上半身と腰・お尻をゆっくりと下げていきます。このとき、前後の太ももとすねの角度が90度になるといいです。
3.後ろの膝が床に着くか着かないぐらいまで体を下げます。
ゆっくりと行うとすごくきついと思います。
4.上半身と腰・お尻をゆっくりと上げていきます。
5.2~3を5回ぐらい繰り返します。
6.前後の足を替えて、1~5と同じ動作を行います。
これだけです。簡単ですよね。
簡単な動作なのですが、ゆっくりと行うとすごくキツいと感じると思います。
はじめて行った後は筋肉痛になるかもしれません。
この動作を行うタイミングと回数は、朝と日中に1セットずつ行うのがいいと思います。
おそらく、この動作の後は足がむずむずしていたことを忘れていることが多いのではないかと思います。
両手を後頭部にあててゆっくりと深呼吸をする
両手を後頭部にあてながら、ゆっくりと深呼吸をします。
この動作を行うことによって、脳が落ち着いたり、自律神経にもよい作用をおよぼします。
これもやり方は簡単です。
1.左右のてのひらを後頭部にそっとあてます。
2.てのひらで後頭部を少し圧すようにします。
3.その状態のまま、好きなだけ深呼吸をします。
この動作を行うタイミングは、むずむず・そわそわしてきたときでもいいですし、
朝と夜に行うことを習慣にしてもいいです。
さいごに
足がむずむずしたときや、なんだかそわそわしてきたときに、それを止めようと意識すると止まらないばかりかますます気になってしまいます。
そんなときは、むずむずやそわそわを止めようとするのはやめて、
他に意識を切り替えるようにするといいです。
今回紹介した3つの方法でもいいですし、他に何か意識を切り替えることができる方法があればそれを行ってみましょう。
もしかしたら、今は「こんなつらい状態が一生続くのか?」と思ってしまうかもしれませんが、
いつかきっと症状がなくなるときがきますから安心していてください。
最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。