太ももの内側が痛いですか?
ただ立っていたり、歩いたり運動すると痛みがでますか?
または、太ももの内側を押す、揉むなどすると痛くなりますか?
このように太ももの内側が痛いといっても、さまざまな状態があげられます。
今回は、太ももの内側に痛みがあるときに考えられる原因と
セラピストとしての実際に体験して得た役立つ対処法などをお伝えします。
太ももの内側が痛いとき考えられる原因その1
太ももの内側に痛みがあらわれるときどのような原因が考えられるのでしょうか。
ここでは、比較的心配のない原因をあげてみます。
考えられる原因の一つは、筋肉痛でしょう。
今まで運動する習慣がなかったのに、急に脚に大きな負荷がかかる運動をしませんでしたか?
もしくは、今まであまりやったことのない下肢のストレッチやトレーニングをしませんでしたか?
筋肉痛であれば、時間が経てば自然に回復し痛みが消えていくのでそんなに心配はありません。
次に考えられる原因は、筋肉のこりです。
こっている筋肉を押したり、揉んだりすると痛みを感じたり、気持ちよさを感じたりします。
腰や骨盤周りの筋肉のバランスが崩れて、骨に歪みが生じたりしていると、どこかの筋肉が過度に緊張してこりが生じる場合が多いです。
この場合、こっている筋肉に対して直接マッサージしてもいいですが、
それよりも骨盤の歪みや股関節の歪みなどを矯正したほうが良いことが多いです。
太ももの内側が痛いとき考えられる原因その2
太ももの内側に痛みがあらわれるときどのような原因が考えられるのでしょうか。
ここでは、すぐに医療機関で見てもらったほうが良い原因をあげてみます。
次に考えられる原因は、肉離れです。
筋肉の組織が切れてしまった状態です。痛いの他に内出血や腫れのような症状も伴う場合があります。
肉離れの場合は、医療機関での専門家による処置が必要になりますので、すぐに整形外科などを受信して医師に診てもらう必要があります。
次に考えられる原因は、下半身に関係のある病気です。
筋肉に炎症が生じている病気、神経が傷んでいる病気、血管に問題がある病気、腫瘍がある病気などがあげられます。
次のような病気がよくあげられます。
股関節内転筋群炎症、閉鎖神経痛、閉塞性動脈硬化症、下肢の悪性腫瘍など
自分では判断できないと思いますので、何かおかしいなと思ったら、すぐに医療機関を受信されることをおすすめします。
太ももの内側を鍛える方法、ケアする方法
最後に、太ももの内側を鍛える方法と、セラピストとしての実体験によって得た実用的なケアする方法を紹介します。
まずは、太ももの内側を鍛える方法です。
太ももの内側にある筋肉は、普段から意識していないと鍛えられません。
なぜなら、日常生活には、太腿の内側にある筋肉を刺激するような動作があまりないからです。
では、どうしたら太腿の内側が鍛えられるのでしょうか?
次のような方法がよくあげられています。
1.椅子に座った姿勢をとり、太ももをくっつけます。
2.くっつけた太ももの間に両手を入れます。
3.力を入れて太ももをくっつけようとします。
4.その力に抵抗して、両手で太ももを開こうとします。
この方法だと手や腕が疲れてしまうので、太ももの間に大きすぎず小さすぎないようなボールを入れて、それをつぶすように太ももに力を入れるというようなやり方もあります。
次に、太ももの内側をケアする方法について紹介します。
太ももの内側にある筋肉が実はこって硬くなっているという場合が多いです。
よく硬くこってしまうところは・・・
・お尻直下の太ももの内側
・膝のすぐ上の太ももの内側
です。
これらの筋肉が過度にこってしまうと、腰痛を引き起こしたり、お腹が硬くなってしまったりしてしまいます。
なので、意識的に優しく揉んだり、ストレッチするなどして柔らかな状態を保つようにケアしてあげるといいです。
今回は、太ももの内側が痛い原因や対処法などについてお伝えしました。
最後までごらんになっていただきありがとうございます。