むくみと病気は大いに関係しています。
足がむくむ、手がむくむ、顔が浮腫む、そのむくみの裏には深刻な病気が隠れているかもしれません。
心臓や腎臓が何かの病気にかかっていたら、普通の生活ができなくなってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、早めに気づいて、早めに対応しておきたいですね。
こんな浮腫みには要注意です。
あなたは大丈夫ですか?
むくみと病気|こんな症状がでたらすぐに病院へ
いろんな浮腫みがあらわれて心配・不安になっている人たちがいます。
- 体の半分だけがむくんでしまう。顔の半分だけ、左足だけ、など
- 顔や手はむくんでいないのに、脚だけむくんでしまう
- 手や足がむくんでいるし、なんだかこわばりもある
- 体がむくんでいる、だるさもある
- 足がパンパンになって、靴がきつくなってくる
- 特に朝、顔やまぶたや手のむくみが気になる
- 夏の季節にむくんでしまう
あなたもこのような浮腫みがあらわれていて、何かの病気じゃないかと心配、不安になっていますか?
むくみがあらわれる場合は、実はさまざまな深刻な病気が隠れている可能性がありますので、念のため病院に行って医師による適切な処置をしてもらうことをおすすめします。
特に、次のような症状があらわれている場合は、すぐにでも病院で検査、治療を行ったほうがいいです。
- 足だけじゃなくて全身に浮腫みがある
- 時間が経つにつれて、徐々に症状が重くなっている
- 尿に血がまじることがある
- 息が切れたり、呼吸がしづらいときがある
- 体の片側だけがむくむ
では、むくみと関係がある病気にはどんなものがあるのでしょうか?
むくみと内臓の病気との関係
むくみは内臓の病気と大いに関係しているようです。
むくみと内臓といえば、まずは、腎臓があげられます。
腎臓は、体の背面側に左右2つある臓器です。血液や尿など体内の水と関係があるので、そのはたらきに何らかのトラブルが発生すると、浮腫みとしてあらわれる場合があるようです。
手や足のむくみはもちろん、顔にむくみがあらわれる場合もあるそうです。それから、尿がでにくくなったり、血尿になったりしたら腎臓に関する病気が疑われるそうです。
次に、心臓になんらかの異常がある可能性もあげられます。
心臓は体中に血液を循環させるはたらきがあります。血液を循環させることはポンプのはたらきにたとえられることがあります。
このポンプのはたらきに何か異常があったとき、体内の水の処理に異常が発生しているよということで、むくみとしてあらわれる場合があるそうです。
特に下肢に多くむくみがみられる場合、また呼吸がしづらくなるときがある場合は心臓に関する病気が疑われるそうです。
次に、甲状腺になんらかの異常がある可能性もあげられます。
甲状腺はのどにある臓器です。甲状腺ホルモンという物質をつくるところで、主に新陳代謝や成長に関するはたらきをしてくれています。
手や足のむくみをはじめ、顔、特に目の周りがむくんだり、体温調節がおかしくなったり、お腹がはるような症状があらわれる場合は、甲状腺に関する病気が疑われるそうです。
次に、肝臓になんらかの異常がある可能性もあげられます。
肝臓は体の右側肋骨の下の方にある大きな臓器です。肝臓は主に解毒や代謝のはたらきをしてくれています。
肝臓が痛いということを聞いたことがないと思いますが、何か異常があってもほとんど症状をださない臓器として有名ですね。
ただ、下肢にむくみがあらわれたり、皮膚や目が黄色っぽくなったり、手のひらの一部が赤くなったりしていたら、肝臓に関する病気が疑われるそうです。
他にも、何らかの病気のために、むくみとなって体にあらわれる場合がありますから、ちょっとでもおかしいなと思ったら、勇気を出して病院で検査してもらいましょう。
最後までごらんになっていただきましてありがとうございました。