40代で疲れが取れない男性も多いことでしょう。

あなたも同じように悩んでいらっしゃいますか?



なぜ、なかなか疲れが取れないのでしょうか?その考えられる原因はなんでしょうか?

また、疲れが取れる方法はあるのでしょうか?どうしたら疲れが取れ、スッキリと元気に生活できるようになるのでしょうか?



今回は40でなかなか疲れが取れない男性に向けて、セラピストとしての活動から得た実用的な解消法や対策などをお伝えします。

40代で疲れが取れない男性が、まず行うこと

まず、なかなか疲れがとれないときは、なんらかの病気にかかってしまい、その症状としての疲労が考えられます。

慢性疲労症候群、睡眠時無呼吸症候群、更年期障害、うつ病などにかかってしまった可能性もありますので、

念のため、病院に行って医師による適切な検査、必要ならば治療を受けることをおすすめします。



特に、男性は自分が病気にかかってしまったことをあまり認めたくない心理がはたらくのではないかと考えます。

そのため、現在の体や心の状態とちゃんと向き合わず、仕事が忙しいからという理由で病院に行かないという傾向があるのではないでしょうか。



でも、その背景には単に自分が病気になってしまったのではないかという不安や恐れがあり、なかなか行動に移せないでいるのではないかと思います。



もう少し気軽な気持ちで病院で検査するなど適切な行動をとってはいかがでしょうか。

40代男性が疲れが取れない原因と対策その1

病院で検査したけど、特に異常は見つからなかった。だけど疲れが抜けないという人もいらっしゃるでしょう。

では、なぜ、なかなか疲れが抜けないのでしょうか?



さまざまな原因が考えられると思いますが、私はそのひとつに栄養素の不足があげられると考えます。

私たちは栄養素を摂取しないと生きていくことができません。さらに、適切な栄養素を摂取しないと元気に活動することができません。

元気に活動するためには、ビタミンとミネラルという栄養素を摂取しなければなりません。



ところが、忙しく生活している私たちはこのビタミンとミネラルが不足しがちになる傾向があるようです。

特に、40代の男性は忙しい仕事におわれ、ビタミンとミネラルを適切に摂ろうという意識がない、または少ないのではないでしょうか。



朝食は食べない。昼食はラーメン、うどん、そば、牛丼、ジャンクフードなどでささっと済ます。夕食はお酒のおつまみのような食べ物で済ます。

このような食生活を続けてると、炭水化物(糖質)と脂質を多く摂るようになり、ビタミンやミネラルはほとんど取れていない状態になってしまいます。

そのため、疲れが取れないばかりか、余計な内臓脂肪、体脂肪がどんどん増え、体重も増え続け、醜い体になってしまいます。



そんなことはわかっているけど、実際問題、毎日適切な野菜や果物、魚、海藻などを取ってビタミンとミネラルを補うことは難しい・・・というのが現実でしょう。

そんなときは、やはりサプリメント(健康食品)に頼るのもよろしいかと思います。



ところで、サプリメント(健康食品)を摂るときにいくつか注意したいことがあることをご存知でしょうか。

まず、ベースとしてマルチビタミン、マルチミネラルを摂ることが良いとされています。

なぜなら、疲れているからといって、例えばビタミンEを大量に摂取しても、ベースとして数十種類のビタミンとミネラルを摂っていないとその効果が発揮されにくいからです。

せっかく疲労回復にいい栄養素をとっても無駄になってしまうといってもいいかもしれません。

なので、まず、できるだけ多くの種類が含まれているサプリメントを摂って、それに加えて疲労回復に効果が期待できる栄養素を摂ることが良いとされています。



サプリメントを摂っても、まだ疲れが取れないという人もいるでしょう。

そんな人には、マイヤーズカクテル(点滴療法)がおすすめです。

簡単にいうと、とても良く効く豊富な栄養素を直接体に作用させるという療法です。

私の知り合いがこの療法を受けたところ、たちまち元気になり驚いていました。

マイヤーズカクテルは、一部の病院で受けられますので興味のある方は検討してみてください。

40代男性が疲れが取れない原因と対策その2

栄養素を摂ることの他に疲れを摂るのに良い対策はないのでしょうか?



現役セラピストである私がオススメする対策は、ふだんの姿勢を見直すことです。

なぜなら、ふだんどのような姿勢をとるかが疲れやすさ、疲れにくさと大いに関係があると考えられるからです。



悪い姿勢のひとつとして背中が丸まって胸が閉じているような状態、いわゆる猫背があげられます。

このような姿勢では、肋骨が動きづらくなり、その中にある肺も本来の動きをとることが難しくなります。

そのため、本当はもっと酸素を取り入れることができるのに、ほんの少ししか酸素を取り入れていないというような状態になってしまいます。

体中に十分な酸素が行き渡らないとエネルギーをつくることも難しくなり、疲れやすく元気がでにくくなります。



次に、悪い姿勢のひとつとして頭を下げる体勢が多い、または頭首が体の前側にですぎていることがあげられます。

このような悪い姿勢をとり続けていると、脳幹と呼ばれているとても大切な器官に悪影響を及ぼす可能性が大きくなってしまいます。

脳幹は自律神経、ホルモン分泌、免疫機能に大いに関係があるといわれているところです。

脳幹が本来のはたらきをしなくなると、自律神経、ホルモン分泌、免疫機能にまで影響が及び、

なかなか疲れが取れないというような症状があらわれる場合があります。



では、どのように姿勢を見直せば良いのでしょうか?

次に現役セラピストである私がおすすめする姿勢を紹介します。



まず、常に骨盤を立てるような意識をします。特に座っているときによく注意したいです。

次に、肩甲骨を背骨の方向に寄せるように意識します。さらに、肩甲骨を背中またはお尻の方向に下げるような意識もします。

最後に、体の側面から見たとき、耳と肩が同一線上にくるように頭首を位置させます。

おまけとして、足の小指側でなく、足の親指側を使って立ったり歩いたりすることを意識します。



このような姿勢を無意識にとれるように繰り返し姿勢を見直していきます。

そうすると、やがて疲れが取れてくる実感がわいてきます。



今回は、なかなか疲れが取れない40代男性に向けて、役立つ情報をお伝えしました。

さいごまでごらんになっていただき、ありがとうございました。