夜眠れなくて朝起きれないという悩みを抱えて苦しんでいますか?
夜眠れなくて朝起きれないということは、とてもつらいことです。
今回は、このようなお悩みで苦しんでいる人に向けて、原因や理由、
また、現役セラピストとして活動してきたなかで得た良い結果につながりやすい改善法や対策などをお伝えします。
夜眠れなくて朝起きれないときあらわれやすい症状
夜寝付けない、朝起きられないときは、さまざまな体の不調、精神的な不調もあらわれることが多いです。
- 体のあちこちが痛い
- 咳がでて止まらない
- 体がむずむずする
- 体がほてる、熱い
- 体が寒い、冷える
- 体がだるい、重い、動けない
- 悲しくなる、涙がでる
- 不安でたまらない
- イライラする
- すぐ目が覚める
他にもさまざまな不調があらわれます。
このようなさまざまな不調で苦しんでいる人がたくさんいます。
あなたも同じような不調があらわれていますか?
夜眠れない、朝起きられない原因とは?
では、どうして夜眠れなくて朝起きれないというような状態になってしまうのでしょうか?その原因や理由はなんでしょうか?
ところで、まだ病院に行って医師に診てもらっていない場合は、病院で検査されることをおすすめします。
なぜなら、その眠れない起きられないというような症状が、実はうつ病や起立性調節障害といったような病気のあらわれかもしれないからです。
この場合は、”ただ疲労がたまっているせいだ”、”意志が弱いせいだ”、”怠けているだけだ”などということでは済ませられません。
なので、まずは念のため病院に行って医師の適切な処置を受けることが重要です。
病院で検査してもらっても特にこれといった病気と診断されない場合もあります。
では、検査の結果、特に異常はないけど、夜眠れない朝起きれない状態になるのはなぜでしょうか?
考えられる原因、理由は、やはり自律神経のはたらきが不自然になってしまったことでしょう。
私たちの体には自律神経のはたらきというしくみがあって、夜になれば自然と眠くなっていき、朝になれば自然に起きられるようになっています。
ところが、継続的な過度のストレスなどによってこの自律神経のはたらきが狂ってきてしまいます。
夜寝付けない、朝起きられないときの改善法、対策
では、どうしたら夜眠れるようになり、朝起きれるようになるのでしょうか?
何か改善法や効果が期待できる対策はあるのでしょうか?
まず、自律神経のはたらきを自然に戻す方法としてよくあげられるものに、漢方薬があげられます。
漢方薬は比較的体に優しく、ゆっくりと体や心を自然な状態に戻してくれるといわれています。
それから、鍼灸治療も効果が期待できる対策としてよくあげられます。
ただし、鍼灸治療が怖かったり、どこの鍼灸院に行ったらよいかわからないという人もいると思います。
私は、脈診ができたり、氣の流れがわかる鍼灸師がいる鍼灸院に行かれることをおすすめします。
それから、サプリメントも良い結果をもたらす場合があります。
私は、ハーブなどの天然成分が多く含まれたサプリメントがいいかなと思います。
現役セラピストがすすめる効果的で実用的な改善法、対策
さいごに、現役セラピストとして活動してきたなかで得た有効と思われる改善法、対策をお伝えします。
まずは、骨盤の状態を自然な状態に戻すことです。
なかなか夜寝付けなかったり、途中で目が覚めてしまったり、朝起きられないような人に多く見られる特徴があります。
それは、骨盤が閉じ気味になっていることです。
仙骨という骨が体の後ろ側に盛り上がっている状態になることも多いです。
ちなみに、すぐ眠れるような人は骨盤が開き気味になっています。
仙骨は盛り上がっておらず、お知り周りが大きく広がっているようにみえるかもしれません。
どうやらこの骨盤の状態が自律神経のはたらきと大いに関係があるようです。
夜眠れない朝起きれないような人は、骨盤を開き気味にするような対処をするといいと思います。
具体的な方法がよくわからない人は、骨盤調整の専門家に相談されることをオススメします。
次に、改善が期待できる対策として、脳幹を自然な状態に戻すことです。
脳幹とは、脳の中央、もしくは後ろの方に位置している臓器です。首の上のあたりにも及んでいます。
この脳幹も自律神経のはたらきと密接に関係しています。他にも免疫やホルモン分泌(内分泌)というはたらきにも大いに関係があるといわれています。
この脳幹が不自然な状態になってしまうと、関係している自律神経にも悪い影響をあたえてしまい、原因不明の不調があらわれることになってしまいます。
では、脳幹を自然な状態に戻すにはどうしたら良いのでしょうか?
さまざまな方法があげれれますが、ここでは簡単な方法を紹介します。
次の部位をやさしくマッサージしたり、ストレッチします。
後頭部、側頭部、アゴ周辺、目の周り(眼球を囲んでいる骨)、耳、アゴの下にある筋肉(胸鎖乳突筋)、抗重力筋肉群(前脛骨筋、大腿四頭筋、腹筋群、頚部屈筋群、下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋、脊柱起立筋群)
こちらも自分で行うのはちょっと難しいと思うなら、筋肉の緊張を緩める専門家に相談されることをおすすめします。
今回は、夜眠れなくて朝起きれないという悩みを抱えている人に対して役立つ情報をお伝えしました。
さいごまで、ごらんになっていただきありがとうございました。