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皮膚に赤い斑点がでて、白血病じゃないよね?と不安になっていますか?

  • 「これって白血病の初期症状じゃないか・・・」
  • 「ネットで調べたら白血病の疑いが目に留まった」
  • 「それ以来、毎日不安でたまらない・・・」
  • 「おそらく白血病じゃないと思うんだけど、なんだか不安」



何かの異変が体にあらわれると、自分は白血病などの病気にかかってしまったのではないかとすごく不安になってしまう人がいます。

今回は、そのような人向けに少しでも不安を軽くしてもらうために、白血病と皮膚にあらわれた赤い斑点の関係などについてお伝えします。

白血病かな?皮膚にできた赤い斑点が心配

皮膚に赤い斑点があらわれたので、インターネットで調べたら白血病のページが表示されていた。

そのページを開いてみたら、赤い斑点は白血病の症状だという。

それから自分は白血病じゃないかと疑い始めてしまい、毎日毎日不安がとまらなくなってしまった。

このように「自分は白血病にかかってしまったんだ、どうしよう」と悩み苦しんでいる人がいます。



白血病は、簡単にいうと血液のがんです。

次のような症状があらわれるといわれています。

微熱が続く、倦怠感、鼻血など出血傾向、貧血、紫斑、息切れ、動悸、脾臓が大きくなる、免疫力が低下するなど

そのひとつに、皮膚に赤い斑点(点状出血)があらわれることがあるともいわれています。

これは、血液のがんになると正常な血液細胞が少なくなります。それに伴って血小板が少なくなります。そのことによってあらわれる症状といわれています。



このような怖い情報をインプットしてしまうと、皮膚の赤い斑点=白血病とダイレクトに結び付けてしまうことも無理もないことかもしれません。

さらに、赤いブツブツ以外にも微熱や倦怠感など他の症状に似た症状が少しでもあらわれていると、ますます自分は白血病なんだという疑いが強くなってしまいます。

でも、本当に自分は白血病にかかってしまったのでしょうか?

ここでちょっと自分を疑ってみましょう。

白血病の初期症状!?皮膚の斑点が心配

皮膚に斑点があらわれる、微熱がある、体がだるい、鼻血がでたなど、白血病の初期症状とにている症状があらわれると、

もしかしたら自分は白血病にかかってしまったかもしれないと怖くなってしまう人がいます。

それが強くなってしまうと、軽いパニック発作のような状態になってしまう場合もあります。



一度強烈にインプットされてしまうと、そのように自分を疑ってしまうのも無理もないのかもしれません。

でも、本当に自分は白血病にかかってしまったのでしょうか?

ここでいったん冷静になってみましょう。


同じ悩みをかかえている人が少なくない

皮膚に赤い斑点があらわれた、自分は白血病じゃないか?と自分を疑い、怖くなってしまうのは自分だけなのでしょうか?

あなたの他にも同じ悩みをかかえている人がたくさんいます。



なお、健康な人でも、

皮膚に赤い斑点がでることもあります。

鼻をかんだとき鼻血がでることもあります。

歯を磨いたときに歯茎から血がでることもあります。


無意識のうちに自分と結び付けていないか

テレビドラマや映画などで白血病にかかった人の悲しい人生がえがかれることがあります。

また、芸能人や有名人が白血病にかかったというニュースが大きくとりあげられることもあります。

それらの情報をいつの間にか自分にインプットしてしまい、自動的に自分と白血病を結び付けているということはないでしょうか?


発症率は低い

白血病の発症率はどのくらいでしょうか?

専門機関のデータによると、白血病の発症率は10万人に6人ぐらいなのだそうです。

残念ながら年々発症率は増えているようですが、10万人に数人という発症率は、高いでしょうか?

この数値からは、なかなか白血病にはかからないといえないでしょうか?

似たような症状の病気が他にたくさんある

皮膚に赤い斑点、赤いポツポツがあらわれる病気は他にたくさんあります。

一部をあげてみましょう。

  • ダニが原因の湿疹
  • ウイルス感染による発疹
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • 老人性血管腫
  •  小さい赤いほくろのような斑点があらわれる。若い人でも発症する場合がある。

  • 単純性紫斑症
  •  痛くない、かゆくない、膨らんでいないけど斑点があらわれる。

  • アレルギー性紫斑症(血管性紫斑症)
  •  赤いような紫のような斑点があらわれる。

  • うっ滞性皮膚炎
  • 貨幣状皮膚炎

あなたのその症状は、白血病じゃなくてこれらの病気の可能性は考えられないでしょうか?



なお、かゆみを伴った赤い斑点があらわれている場合は、白血病である可能性は低いそうです。

病院に行って、血液検査してもらいましょう

「でも、やっぱり自分は白血病にかかったんじゃないか・・・」

まだそう思っている人もいらっしゃるでしょう。



心配・不安を解消するには、やっぱり病院で血液検査をしてもらうことをおすすめします。

「それはわかっているけど、怖くて血液検査してもらう勇気がでない・・・」

そのような気持ちにもなってしまうのも無理もないのかもしれません。

でも、

そのままでは、頭の中が心配・不安・恐怖でいっぱいの状態がずーっと続きます。

もしかしたらそれが原因で本当に何かの病気をつくりだしてしまうかもしれません。



勇気がでたら血液検査に行こうとすると、なかなかいけません。

なので、

何気に病院に電話して、何気に血液検査の予約をとって何気に血液検査してもらいましょう。



「病院で血液検査をした。医師から白血病じゃないと診断を受けた。でも、まだ疑ってしまう・・・」

こんな気持ちの人もいるでしょう。

では、別の病院に行ってみましょう。あなたが納得できる説明や話をしてくれる医師がきっとあらわれます。

もしくは、

自分は白血病じゃないかというのは、表面的な悩みで、
実はその奥に本当に解決する必要がある課題が隠れているかもしれません。

カウンセラーなどの専門家の力を借りてみるのもよいでしょう。



以上、今回は白血病と皮膚の赤い斑点などについてお伝えしました。

最後までごらんになっていただき、ありがとうございました。